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トレンドマイクロ、Google Play 公開前のアプリを検査するApp Defense Allianceに参画
2022年12月22日
※ 本リリースは、2022年12月15日に米国にて発表されたブログの抄訳です。
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証プライム:4704、以下、トレンドマイクロ)は、Google Play公開前のアプリを検査し、セキュアなモバイルマーケットを提供するGoogleのApp Defense Alliance(ADA)に参画したことを発表します。トレンドマイクロは、当社のモバイルアプリケーション評価技術「Trend Micro Mobile App Reputation(以下、MAR)」を活用し、Google Play 公開前のアプリの分析・評価を実施します。「デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現」というミッションのもと、このアライアンスに参画できることを光栄に思います。
本内容のGoogleによる発表はこちらをご覧ください。
MARはモバイル向けのアプリケーションを評価する技術で、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」の一部として2012年に提供開始しました。MARは、「不正な挙動の分析」、「プライバシーリスク」、「システムリソース消費量」の3点をもとに分析し、「安全」「不正」「不明」のいずれかの評価をします。「不明」な場合は、既知の不正アプリとの類似性をAI技術などで評価することで、即座にアプリの安全性を判断します。 MARは、2021年に470億件以上の分析を実施し、3700万件の不正アプリを検知しました。 2022年は9月の時点で、360億件以上の分析を実施し、2700万件を検知しています。
トレンドマイクロは、モバイルに関する脅威状況をより理解していただくため、モバイルの脅威に関するブログやレポートを定期的に発表しています。トレンドマイクロは、モバイル市場のエコシステムを改善するために、人材育成及び技術開発の両方において投資を続けていきます。そのことが、世界最大級のサイバーセキュリティベンダーとして、今後もGoogleを始めとするパートナー企業およびトレンドマイクロのお客様の双方を、サイバー攻撃から守ることに繋がると考えています。
多くの人々が日々の業務やプライベートでモバイルアプリを利用するようになっている昨今において、今回のアライアンスによって、世界中の悪意ある攻撃者から人々のモバイル環境を保護できると考えています。トレンドマイクロは、Googleとのパートナーシップにより、モバイル環境をよりセキュアにしていきます。