本製品は2024年3月27日をもって販売終了となりました。
TXOne StellarProtectは、高度な脅威スキャンと機械学習エンジン、およびICSのRoot of Trust(信頼の基点)を利用して、既知と未知※の両方のマルウェアから保護します。ICSのRoot of Trustの仕組みでは、多くのICSアプリケーションの証明書をインベントリに持つことにより、事前のソフトウェア検証を行い、マルウェア検索にかかるオーバーヘッドを削減します。
※すべての未知の脅威に対応するものではありません。StellarProtect Legacy Modeでは未知の脅威検出に対応しておりません。
ICSのエンドポイントは過酷な環境で使用されることが多く、中断せずに安定したパフォーマンスを発揮する必要があります。TXOne StellarProtectは「最小権限」を中核として設計されたポリシーを持ち、認可されていない操作を防止することで、ファイルレス攻撃を阻止します。
TXOne StellarProtectはシステムを常時監視して、ユーザがICSアプリケーションをどのように操作しているのかを学習します。この情報に基づき、あるアプリケーションがファイル、システムライブラリ、レジストリキーにアクセスする際に、そのアプリケーションが信頼できるものかどうかを自動的に判断します。
TXOne StellarProtectのアーキテクチャで最も大事なことは、可用性と機密性のバランスを取ることです。クラウドベースのレピュテーションサービスで、ICSアプリケーションおよび証明書のインベントリを収集し、評価します。その結果、既知の信頼されたファイルに対する検索を省き、オーバーヘッドが大幅に削減されます。
このパフォーマンス向上により、優れたリソース可用性が実現します。TXOne StellarOne™ コンソールからの集中管理により、セキュリティ管理者はOT環境のエンドポイントのセキュリティ状態を的確にとらえることができます。
最新のパターンファイルに更新せずにマルウェア検索を実行すると、重要なエンドポイントのオペレーションが既知のマルウェアによって危険にさらされる可能性があります。TXOne StellarProtectのシグネチャベースエンジンおよび機械学習テクノロジによって、OT環境に包括的なセキュリティを提供します。
信頼リストにより、あらかじめ登録されたアプリケーションとサービスだけが実行可能となります。その結果、パフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら、ミッションクリティカルなシステムをマルウェアから保護します。IT環境向けのセキュリティソフトウェアとは異なり、TXOne StellarProtectはインターネット接続、定期的な更新、定期的な不正プログラムスキャンは必須ではありません※。
※アンチウイルス機能を使用しない場合に限ります。
TXOne StellarProtectは、操作、USBデバイス、データ、および構成のロックダウンなど、オールインワンのロックダウン機能を提供します。これにより運用の整合性を保護し、ダウンタイムと復旧にかかるコストを削減します。
TXOne StellarProtectは定期的なアップデートが不要※で、サポート終了を迎えたOS(Windows 2000、Windows XPなど)をサポートします。運用パフォーマンスへの影響を最小限に抑えます。
※アンチウイルス機能を使用しない場合に限ります。
TXOne StellarProtectのICSアプリケーションに特化した保護機能では、各ICSアプリケーションの一連のオペレーションを学習し、特定用途端末のプロファイルをパターン化します。学習プロファイルに含まれていない運用シナリオはすべて違反と見なされ、停止されます。学習したプロファイルに含まれていない運用シナリオはすべて違反と見なされ、ブロックされます。