経営層におけるサイバーセキュリティへの関与の実態
サイバーセキュリティを企業文化として根付かせるためには、サイバーセキュリティ戦略に対する経営層の積極的な関与が必要です。
「私が最終的に責任を取る(The buck stops here)」という経営層の役割を的確に表現した格言があるのをご存じでしょうか。
これはつまり、企業の経営層は、ビジネス上クリティカルとなるテクノロジー資産などを含め、管轄するビジネスのすべての側面に対して最終的な責任を負うことを意味しています。
サイバー脅威が増大し続ける昨今においては、トップダウンでセキュリティ対策の強化に取り組む必要があります。
調査会社であるEnterprise Strategy Group(以下、ESG)は、北米と西ヨーロッパの地域における365人の経営幹部・サイバーセキュリティ担当者・IT技術者を対象に、経営層とITチーム間のコミュニケーション、コラボレーション、そして生産性の評価を行ったうえで、組織内でのセキュリティとビジネスの整合性を高めるための改善点を提案しています。
取り組みが進んでいる組織における、セキュリティ部門の経営層とビジネス部門の経営層との関係に関する貴重な洞察を得て、先進的な企業とそうではない企業との違いを比較していただければと思います。
ぜひ、ESGの「Cybersecurity in the C-Suite and Boardroom(経営層におけるサイバーセキュリティへの関与の実態)」をご一読ください。
ESGについてEnterprise Strategy GroupはITに関する分析・調査・検証および戦略立案を行う企業であり、世界中のIT企業に実際的な見解や情報を提供しています。
更新日:2022年5月9日
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