仮想アプライアンス版とソフトウェア版について

現在トレンドマイクロでは、オンプレミスゲートウェイセキュリティ対策製品として、
仮想アプライアンス版とソフトウェア版をご提供しております。

仮想アプライアンス版とソフトウェア版の比較

仮想アプライアンス版とソフトウェア版

※ ソフトウェア版でのWindows、Solarisのサポートは終了しております。

仮想アプライアンス版の製品については、製品にOS(オペレーティングシステム)、各種ライブラリが同梱されており、ホストされるサーバや仮想基盤上のVM(仮想マシン)に直接インストールしてご利用いただきます。

これに対してソフトウェア版については、ホストされるサーバ上にお客様にてOSをご準備、インストールいただき、ソフトウェアはOS上にインストールしてご利用いただきます。

仮想アプライアンス版とソフトウェア版の比較

  仮想アプライアンス版 ソフトウェア版
メリット ・ベースとなるOSをお客様が準備、管理する必要がない。
・トレンドマイクロ製品をアップデートすることで、OS、各種ライブラリのアップデートが可能。
・組織内でお使いのLinuxバージョンなど、管理面で慣れ親しんだお使いの環境でご利用可能。
デメリット    ・包含されるOS、ライブラリのライフサイクルによっては、製品自体のライフサイクル(サポート期限)が左右される。 ・OSの修正は、お客様にてパッチ、修正モジュールの適用が必要。また、OSのライフサイクルに合わせて、お客様にてOSのアップグレードが必要。

仮想アプライアンス版のサポート期限短縮と
包含するサードパーティ製品について

当社オンプレミスゲートウェイの仮想アプライアンス版InterScan Messaging Security Virtual Appliance (IMSVA)、InterScan Web Security Virtual Appliance (IWSVA)については、ソフトウェア版と比較して、以下の注意点がございます。

  IMSVA IWSVA
サポート期限 包含するサードパーティモジュールのライフサイクル、提供形態の変更に伴い、サポート期限がIMSVAIWSVAともに2024年6月30日となります。(ソフトウェア版のInterScan MSSIWSSのサポート期限は、2025年3月31日)
包含されるOS、ライブラリ更新のためのアップデート 包含するサードパーティモジュールの脆弱性、問題の修正のために、2024年6月30日までお使いいただくために、アップグレードが必要:
・旧バージョン:バージョン9.1オリジナル版:サポート期限2022年12月31日
・新バージョン:バージョン9.1リパック版:サポート期限2024年6月30日
同左:
・旧バージョン:バージョン6.5サービスパック2:サポート期限2023年6月30日
・新バージョン:バージョン6.5サービスパック3:サポート期限2024年6月30日

オンプレミスの当社ゲートウェイ製品を2025年3月31日までのご利用をご計画のお客様は、
下記ソフトウェア版への移行をご検討ください:

  • InterScan Messaging Security Suiteバージョン9.1: サポート期限2025年3月31日
  • InterScan Web Security Suiteバージョン6.5:サポート期限2025年3月31日