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セキュリティ技術の競技大会
「Trend Micro CTF 2021」をオンラインで開催
2021年8月30日
※ 本リリースは、2021年8月17日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、2015年から開始し今年で7回目となる、セキュリティ技術の知識や実践力を競い合う競技大会「Trend Micro CTF 2021 – Raimund Genes Cup(以下Trend Micro CTF)」を開催します。本大会はサイバーセキュリティ人材の育成を目的としています。
本大会の詳細はこちら。
サイバー攻撃のリスクは、企業のシステムを守るセキュリティ専門家やCISO(Chief Information Security Officer)にプレッシャーを与え続けています。しかし、(ISC)2の調査によると、2020年には世界で300万人以上のサイバーセキュリティの専門家が不足すると推定されています。トレンドマイクロは、このギャップを埋め、より多くのセキュリティ専門家を育成することで、高まるニーズに応えていきたいと考えています。
トレンドマイクロのスレットリサーチ分野のバイスプレジデントであるマイク・ギブソンは、次のように述べています。「過去1年間、重要なIT資産やユーザの分散化に伴い、世界中の組織が、急増するサイバー攻撃への対応に苦慮しているのを目の当たりにしてきました。スキル不足が続く中、より多くの人材がセキュリティに携わることが重要になっています。トレンドマイクロの前CTOであるレイモンド・ゲネス氏の功績を称えたTrend Micro CTF 2021 – Raimund Genes Cupは、世界最高のサイバー人材がスキルを磨き、新たな挑戦から学ぶための理想的なプラットフォームを提供します」。
今年の大会は、予選と決勝戦の2つのラウンドで行われます。予選は、9月18日から19日(日本時間)の24時間にわたってオンラインで行われ、競技者はチーム毎に「ジェパディ(Jeopardy)」形式で問題に挑戦し、問題解決能力を競います。
上位10チームは、12月18日から19日にオンラインで行われる、「ダイナミック・ジェパディ形式(Dynamic Jeopardy)」の決勝戦への出場権を獲得します。
今年は、エクスプロイト、オープンソースインテリジェンス(OSINT)、モバイル、IoT、機械学習など、サイバーセキュリティのさまざまな重要分野の問題を出題します。
決勝戦の優勝チームには、賞金100万円、優勝チームの各プレーヤーはZero Day Initiative Rewards Program 15,000ポイントが与えられます。 2位には30万円、3位には20万円が与えられます。また、決勝戦の優勝チームは、2022年に開催予定のTrend Micro CTFのシード権を獲得します。
2020年には66カ国から700チーム以上が参加しましたが、今年も同様に大きな注目を集めています。
トレンドマイクロは、Trend Micro CTFやPwn2Ownなどのイベントや、新たなキャリアの機会を求めて応募してくる多様な人材をサポートすることを目的としたClose the Gapなどのプログラムを通じて、より多くの新しい才能を開花させることを目指しています。