進化したAI技術で防御力を向上「ウイルスバスター TM」シリーズ最新版を発売

~マルチプラットフォームをAI技術で守る~

2018年9月6日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:エバ・チェン、東証一部:4704 以下、トレンドマイクロ)は、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズ※1の最新版を、2018年9月6日(木)から発売※2します。最新版では、Windows向けにファイルの実行前にふるまいを予測するAI技術を新たに搭載し、防御力の向上を図ります。またAndroid及びMac向けにAI技術を活用した機械学習型スキャンを新たに搭載します。「ウイルスバスター」シリーズで、今後一年間で1,800万ユーザ※3を目指します。
※1 「ウイルスバスター クラウド」「ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム」「ウイルスバスター モバイル」 
※2 トレンドマイクロ・オンラインショップでダウンロード版を9月6日11:00より販売します。パッケージ版は9月13 日より店頭で販売します。 
※3 「ウイルスバスター for Home Network」は除きます。トレンドマイクロから直接提供する製品の他、パートナー経由で提供されるサービスも含みます。

 


左:ウイルスバスター クラウド
中央:ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム
右:ウイルスバスター モバイル
 

最新版「ウイルスバスター」シリーズの主な新機能・強化ポイント


◆進化したAI技術:ファイルの実行前にふるまいを予測するAI技術を搭載

「ウイルスバスター」には、ファイルの実行前に侵入経路やファイル形式、プログラムの書き方などのファイルの特徴を静的に解析する機械学習型スキャンと、ファイルの実行時に通信先や実行されるプロセスなどのふるまいを動的に解析する機械学習型スキャンにより、続出する不正プログラムからより迅速に防御する機能を搭載しています。今回新たに、ファイルの特徴とふるまいの特徴を組み合わせて照らし合わせることで、ファイルが実行される前にふるまいを予測する機能を搭載しました。ファイルの特徴をもとにした静的な解析と、ファイルの特徴からふるまいを予測する解析を実行前に組み合わせたAI技術「ハイブリッドモデル」※4を採用することで、防御力の向上を図ります。
※4 Windows向けの機能


図1:進化したAI技術(ハイブリッドモデル)による機械学習型スキャンのイメージ

◆Android、Mac向けにAI技術を搭載

Android端末向けの不正/迷惑アプリは年々増加傾向にあり、トレンドマイクロでは累計2,800万個以上確認※5しています。また、2018年に入り、正規のアプリマーケットであるMac App Storeにて不正アプリが配布されている事例を複数確認しています。増大する不正アプリの脅威に対抗するために、新たにAndroid、Mac向けに機械学習型スキャン機能※6を搭載し、AndroidやMacを狙う不正アプリ対策を強化します。
※5 2018年6月時点のAndroid不正アプリ(不正/迷惑アプリ)の累計数 トレンドマイクロ調べ 
※6 実行前のファイルの特徴をもとにした機械学習型スキャンのみ対応

 

◆「サポート詐欺/偽警告対策機能」にAI技術を搭載※7

不正プログラムに感染したという偽の警告メッセージをブラウザ上に表示させ、その不正プログラムを除去するために利用者に偽のサポートサービスに加入させるサポート詐欺/偽警告が近年問題になっています。このサポート詐欺/偽警告に関するトレンドマイクロのサポート窓口への問い合わせが増加(2017年:2,605件、2018年1月~7月:3,760件) ※8しており、2018年7月時点で昨年1年間の相談件数を大きく上回っています。従来からあるサポート詐欺/偽警告サイト特有の構造上の特徴をパターン化して検出する機能に加えて、AI技術を新たに搭載することで、詐欺サイトの構造やスクリプトの特徴を学習することで、パターンでは検出が困難なサポート詐欺/偽警告サイトへのアクセスを未然にブロックする機能を新たに搭載します。
※7 Windows向けの機能
※8 「ウイルスバスター クラウド」利用ユーザから当社サポートセンターへのお問合せ


図2:サポート詐欺/偽警告サイトの検知画面

 

◆個人情報を狙う攻撃からの保護強化

ユーザがネットバンキングやネットショッピングなどの正規サイトへアクセスした際に偽の画面を表示して個人情報を窃取するサイバー攻撃への対策を強化する決済保護ブラウザ※9を新たに搭載します。
※9 Windows向けの機能
またスマートフォンやタブレットにおいて、LINEやFacebookなどのアプリ内ブラウザ利用時に、フィッシング詐欺サイト等の不正なサイトへのアクセスをブロックする機能を強化し、従来から対応していたiOSに加えAndroidでもアプリ内ブラウザのWeb脅威対策を利用できるようになりました。

 

左:ウイルスバスター モバイル(Android版)Web脅威対策 設定画面
右:不正Webサイトのブロック画面

製品名・ラインナップ・価格について

オンラインショップ・ダウンロード販売サイトにて購入できます。
トレンドマイクロ・オンラインショップはこちら
「ウイルスバスター クラウド」は、パソコン、スマートフォン、タブレット(Windows、Mac、Android、iOS)を最大3台※10まで保護できます。スマートフォン、タブレット向け(Android、iOS)の「ウイルスバスター モバイル」は単体購入も可能です。
※10 1台にOSがひとつの場合

ウイルスバスター クラウド
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム

製品名(ダウンロード版) 販売価格(税込)※11
ウイルスバスター クラウド  1年版 5,380円
ウイルスバスター クラウド  2年版 9,680円
ウイルスバスター クラウド  3年版 12,780円
ウイルスバスター クラウド
+ デジタルライフサポート プレミアム 1年版
7,980円
ウイルスバスター クラウド
+ デジタルライフサポート プレミアム 2年版
13,800円
ウイルスバスター クラウド
+ デジタルライフサポート プレミアム 3年版
18,580円

※11 記載金額はトレンドマイクロ・オンラインショップの販売価格です。 

ウイルスバスター モバイル

製品名(ダウンロード版) 販売価格(税込)※12
ウイルスバスター モバイル  1年版 3,065円
ウイルスバスター モバイル  2年版 5,637円
ウイルスバスター モバイル 
 +おまかせ!スマホお探しサポート 1年版
4,093円
ウイルスバスター クラウ ド
+おまかせ!スマホお探しサポート 2年版
7,180円

※12 トレンドマイクロ・オンラインショップの販売価格です。
Google Play、App Storeでも購入できます。Google Play、App Storeでは、月額版も購入できます。
Google Playでの販売価格(税込)は、1年版3,065円、2年版5,637円、月額版300円です。
App Storeでの販売価格(税込)は、1年版3,000円、2年版5,800円、月額版360円です。
ウイルスバスター モバイルの価格は1OS当たりの使用許諾料金です。使用許諾契約の範囲内で端末の変更が可能です。


製品の詳細は以下をご覧ください。
 ウイルスバスター クラウド 
 ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム
 ウイルスバスター モバイル 

本リリースは、2018年9月6日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。AndroidはGoogle Incの商標です。TREND MICRO、ウイルスバスター、ウイルスバスター クラウド、デジタルライフサポート プレミアムはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。