「Trend Micro SSLサーバ証明書™」が、ワークス社のクラウド型ERPサービス「CCMS」に採用

~クラウド上の基幹業務システム基盤のセキュリティを更に強化~

2014年11月11日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役最高経営責任者:牧野正幸、以下 ワークス)が提供するクラウド運用サービス「COMPANY on Cloud Managed Service(以下:CCMS)」のセキュリティ対策として、「Trend Micro SSLサーバ証明書(以下、TMSSL)」が採用されたことをお知らせいたします。

ERPのクラウド運用サービスを利用するためには、ユーザ企業はネットワーク経由で管理画面にアクセスする必要があります。会計、人事・給与、購買、SCMといった、企業の重要情報を扱うシステムであるため、表示された画面が正規のシステムであることを証明し、取り扱う情報が通信上暗号化されるなどのセキュリティ対策が重要です。
ワークスでは、「CCMS」を安心して利用してもらうために、従来からユーザ企業にSSLサーバ証明書の利用を推奨してきました。一方で、SSLサーバ証明書の利用をユーザ企業に委ねていたため、ユーザ企業によってSSLサーバ証明書の導入のばらつきが見られました。さらに、ユーザ企業が任意で選択する証明書の発行事業者ごとの手続きに対応するため、ワークス側でのサービス提供開始に向けた一連の構築作業を標準化できず、作業が煩雑化していたことも課題でした。

TMSSLは、ポータルから証明書の発行およびダウンロードが迅速に行えます。また、ポータル上で取得している証明書の有効期限などを一元管理できます。そこでワークスでは、これらのTMSSL の利便性を活用し、「CCMS」の標準サービスとしてSSLサーバ証明書をTMSSLに一本化にすることを決定しました。ワークスはTMSSLの採用を機に、ユーザ企業が利用する「CCMS」のサービスに対して、同社がTMSSLの申請や有効期限の管理などを一括代行することにしました。
ワークスでは、TMSSLの採用後、ユーザ企業によるSSLサーバ証明書の購買処理のために「CCMS」の構築作業を停滞させることがなくなりました。さらに、多様な証明書の取得作業や有効期限管理に関わる業務も簡素化されたため、スピーディーなサービス提供を実現しました。また、TMSSLは証明書単位の課金ではなく、ドメイン単位の年間契約によって証明書の枚数を無制限に発行できるため、「CCMS」のサービス利用価格を最適化し、SSL証明書によるセキュリティ対策が付加された安全なサービスを一元的にユーザ企業に提供することが可能となりました。ユーザ企業数の増加に対しても、素早く柔軟に対応することができ、TMSSLの柔軟なライセンス体系と管理システムによる運用負荷の低減を実現しました。

ワークスは、「CCMS」のセキュリティ対策としてトレンドマイクロが提供する総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」をすでに導入しています。今回新たにTMSSLを採用することにより、セキュリティ対策をさらに強化したサービスを提供します。

本事例の詳細は、下記をご確認ください。
http://www.trendmicro.co.jp/jp/business/case-study/articles/20141105074934.html

■ 株式会社ワークスアプリケーションズについて: http://www.worksap.co.jp/

※ TREND MICRO、Trend Micro Deep Security、およびDeep Securityは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。その他記載の会社名、製品名およびサービス名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。