クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)とは、Webアプリケーションに存在する脆弱性、もしくはその脆弱性を利用した攻撃方法のことです。掲示板や問い合わせフォームなどを処理するWebアプリケーションが、本来拒否すべき他サイトからのリクエストを受信し処理してしまいます。
攻撃者は自身が直接攻撃対象サーバへアクセスすることなく、攻撃対象のWebアプリケーションに任意の処理を行わせることができます。CSRFを利用して行われる主な攻撃としては、以下があります:
攻撃Webページに誘導された一般ユーザには直接的な被害はありません。ただし、攻撃対象サーバへの不正なリクエストを送信した攻撃者として認識されてしまうことがあります
図:クロスサイトリクエストフォージェリの攻撃概念図
予防と対策 | トレンドマイクロのソリューション |
---|---|
個人用端末にも総合的なセキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保つ |
|
予防と対策 | トレンドマイクロのソリューション |
---|---|
エンドポイントへ総合的なセキュリティソフトを導入し、常に最新の状態にする | ウイルスバスター コーポレートエディションの導入 |
ネットワーク内部から外部不正サイトへのアクセスをブロックする | ウイルスバスター コーポレートエディション、InterScan Web Security Virtual Applianceなどの製品の「Webレピュテーション」機能により、外部不正サイトへのアクセスを遮断する |
メールサーバにおける不審メールの検出 | InterScan Messaging Security Virtual Appliance、InterScan Messaging Security Suite、Trend Micro Hosted Email Securityなどのメッセージングセキュリティ製品により、不正サイトへの誘導に繋がる不審メールを検出する |