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トレンドマイクロが国内ネットバンキングの不正送金被害抑止に貢献
~サイバーセキュリティ・イノベーション研究所の研究員が警察庁より感謝状授与~
2021年7月15日
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、国内の金融機関利用者を狙ったインターネットバンキングの不正送金事犯の被害抑止に貢献したとして、2021年7月5日に当社のサイバーセキュリティ・イノベーション研究所(以下、同研究所)の研究員が警察庁より感謝状を授与されたことをお知らせします。
今回、警察庁より感謝状を授与された当社の活動内容は以下の通りです。
① 同研究所の研究員3名が参画する「不正送金事犯情報分析プロジェクト」の活動への協力
一般財団法人「日本サイバー犯罪対策センター(以下、JC3)」が有志組織を取りまとめ、国内の金融機関利用者を狙うフィッシングサイトに関する情報収集・分析・注意喚起活動を行う「不正送金事犯情報分析プロジェクト(以下、同プロジェクト)」の活動が被害抑止に貢献したとして感謝状を授与されました。同プロジェクトには、同研究所の研究員3名が参画し、脅威情報の収集・分析など技術面で協力を行っています。
2021年4月には、これまでの共同調査の成果を発表しています。
② 同プロジェクトにおけるフィッシングサイト自動解析システムの開発・提供
同プロジェクトの活動の要となる、フィッシングサイトの自動解析システムを開発・提供した研究員1名が、同プロジェクトの活動におけるアトリビューション※1に不可欠なツールを開発し効果的な被害防止対策を実現させ被害の抑止に大きく貢献したとして、感謝状を授与されました。
※1 サイバーセキュリティの分野においては、サイバー攻撃・犯罪の犯行主体やその手口、目的を特定する活動を指す。
当社では、今後もこのような技術協力を通して、サイバー犯罪の被害抑止に貢献して参ります。
サイバーセキュリティ・イノベーション研究所は、世界的に高まるセキュリティファーストの要求に応え、法人組織のセキュリティイノベーション推進を支援することを目的に、トレンドマイクロが2021年1月に設立した研究機関です。
同研究所は、製品・サービスの安全性を評価する「トランスペアレンシー・センター」、日本国内の法人組織を狙う高度なサイバー攻撃などに関する情報を分析・発信し対策支援を行う「スレット・インテリジェンス・センター」、セキュリティ人材の育成を支援する「セキュリティ・ナレッジ&エデュケーション・センター」が中核となります。
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トレンドマイクロは、世界各国で絶えず発生し続けるサイバー犯罪から社会を守るために、国内外の組織や警察機関と密に連携しています。トレンドマイクロのサイバー犯罪撲滅に対する取り組みはこちらをご覧ください。