2015年に国連総会でSDGs(持続可能な開発目標)が採択されました。

「サイバーxデジタライゼーション」
トレンドマイクロは、サイバーセキュリティのグローバルリーダー企業です。当社ビジョンである「デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現」を目指し、より良い世界と未来の創造に貢献する取り組みを進めています。

当社のセキュリティ専門分野における30年以上の経験と実証済みの先見性を生かし、未来の社会基盤Society5.0やサステナブルな社会のためにデジタル化を進める企業・政府・地域自治体の活動を技術・知識の提供を通じ支援します。また、マテリアリティとSDGsへの取り組みを「SECUREモデル」で表現し、しっかり進めていくことで、SDGsの17の目標の達成に貢献します。この活動が当社成長の原動力となりサステナブルな取り組みを実現すると考えています。

トレンドマイクロ株式会社
副社長 大三川 彰彦

トレンドマイクロが考えるSDGs

地域や国など様々な格差を是正するため、もしくは様々な社会課題を解決するためにデジタル技術を使って取り組んでいる企業があります。国も行政も同様に日本では、Society5.0に表される未来社会基盤を構築し、より公正で豊かな社会を作ろうとしています。

トレンドマイクロはインターネット黎明期から30年以上に渡り、デジタル環境で起こる様々な脅威に取り組んできました。デジタルファーストで物事を考えていくことが求められる現代は、社会問題に配慮した革新的な技術を使った製品・サービスが生み出されています。それらを活用し、サステナブルに維持していかなければならない中で、長年に渡り蓄積してきたサイバーセキュリティ分野での経験、知見、そして実績に裏打ちされた確かな技術を活かして、デジタル化を更に進める企業や行政、国を支えることが当社の使命であり、社会課題解決への貢献だと考えています。

トレンドマイクロができる、
より良い世界社会課題解決への貢献

● サイバーセキュリティ専門家としてのインテリジェンスから生み出される製品・サービスに加え、ナレッジの提供により安心安全なデジタル環境を創出し未来の社会基盤を作る

● その未来の社会基盤を利用し、新たな就学・就業機会の創出、それによる生活の向上と安定を進め、デジタルインフォメーションを安全に活用した平和で公正な世の中の実現に寄与する

マテリアリティ(重要課題)「SECUREモデル」

● ビジネス

サイバーセキュリティ分野でお客さま、そして社会のデジタルライフサイクルを守り、セキュアで豊かな社会の実現に取り組む
(研究開発、新技術への投資、サイバーセキュリティ、情報セキュリティ管理、カスタマーサクセス、コミュニティへの関与と貢献など)

● 経営

ビジネス環境の変化に対して自社の変革を続け、社会とともに成長し続ける
(社員の多様性、人材開発、社員の福利厚生と報酬、コーポレートガバナンス、脱炭素への取り組みなど)

マテリアリティとSDGsへの取り組みを「SECUREモデル」で表現し、全従業員共通の認識を持って進めていきます。

具体的な取り組み

トレンドマイクロでは、世界的に高まるセキュリティファーストの要求にこたえ、日本社会・日本企業におけるセキュリティイノベーション推進の支援を行う「サイバーセキュリティ・イノベーション研究所」を組織しています。専門性を生かした3つのセンターから成る、この研究所での活動を通じて、SDGsへの取り組みを進めています。

 トランスペアレンシーセンター(製品の質への信頼)

・我々の製品がお客さまのサプライチェーンリスクとならないよう、確固とした品質の製品・サービスをリリースする仕組みを構築

・活動ナレッジ・ノウハウをお客さまに共有、議論する場を作り、お客さまのサプライチェーンリスクの低減を支援

 スレット・インテリジェンス・センター(情報の質への信頼)

サイバーセキュリティ市場においてTrusted Advisorとしての地位を確立する

・日本政府及び関連組織にとって、信頼されるアドバイザーとなる
・グローバルにおいて最も信頼のある存在となる

 セキュリティ・ナレッジ&エデュケーションセンター
(教育の質への信頼)

安全なSociety5.0など次世代の社会基盤の実現に向けて、
当社の知識・知見の共有を通して、貢献する

トレンドマイクロのPeople PhilosophyはBe Yourself, Be the best part of yourselfです。
ユニーク且つグローバルで多様な組織の中では、社員それぞれのありのままの声が評価され、成功するための情熱が大切にされます。
社員自らが情熱を発見し、最高の自分になるための機会を与えられる場を提供し、障壁を取り除き、それぞれの能力を最大化することが社員を支援するマネージャーの仕事として定義しています。
Be Yourselfを実現できる場と成長機会の提供を行うことにより、多様な可能性を最大化し組織のサステナブルな成長につなげていきたいと考えます。

また、トレンドマイクロは、トランスナショナルカンパニーとして、各地域に合わせた製品及びサービスの提供を行うことにより多様なニーズに対応しています。
我々のお客さまのビジネスの変化と多様なニーズに対応するため、我々自身も更に多様性を持った企業となるべく取り組みを進めてまいります。

男女雇用比率改善への取り組み

IT技術者の業界的な傾向もあり、日本の正社員の男女比率は2023年12月現在、男性73.0%、女性27.0%(昨年度比0.3ポイント上昇)です。

より多様な人材が活躍できる環境づくり及び社員採用、女性エンジニアの創出、女性の活躍推進などの活動を通じ2030年までに男女比率を男性65%対女性35%にすることを目指します。

 社員の成長の場の提供

トレンドマイクロの企業文化を語る上でLearning Organization(学習する組織)は外せません。各社員の可能性を最大化するために、必要な学習の機会をタイムリーに提供しています。(詳しくはこちら

 社内教育・浸透活動の取り組み

インプットだけでなく、自分で考え身近なこと、自分の業務においても意識し​行動できるようになることを目指します。

Learning Lab(ラーニングラボ)

ラーニングラボ

2022年にオンラインでSDGs Learning Lab1.0を実施
・SDGsの基礎を学ぶ1時間のオンラインLIVE講義を実施
・約70%の社員が受講済み(2022年12月1日時点)

2024年はLearning Lab1.0の未受講者と入社者が受講するための仕組みづくりを進めると同時に、2025年にかけてLearning Lab2.0/3.0を実施予定です。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

Diversity + Equity + Inclusion(DEI) + Collaboration = Success

私たちは、従業員の多様性(ダイバーシティ)が組織をより強くし、世界中のお客さまやコミュニティのニーズに応える力になると信じています。
社内でのDEI取り組みだけでなく、社外のIT未経験者向けの育成プログラム、サイバーセキュリティ分野における女性の躍進を支援する活動など行っています。(詳しくはこちら

3月8日国際女性の日、女性の歴史月間

国際女性の日 パネルディスカッション

3月8日の国際女性の日(以下、IWD)に合わせて、全世界で一緒に3月を女性の歴史月間として、社員同士で教育を行い、お互いの理解を深め合う取り組みを行っています。
2023年は感銘を受けたり触発されたりした人や、会社に対する想いをグローバルで共有するイベントを実施しました。

参加者の様子
参加者の様子

2023年のIWDキャンペーンのテーマは「#EmbraceEquity(公平を受け入れる)」でした。日本では、お互いの違いを受け入れ、相乗効果が出せる多様性のある職場をつくることについて考える座談会を行いました。性別問わず、多様なバックグラウンドを持つ社員が集い、公平とは何か、多様性とは何かを考える機会になりました。
参加者からは、「トレンドマイクロは性別、経験、年齢、国籍など多様性に富んだ職場だと感じている」、「思い込みを持たずに他者の意見や考えを聴く機会を意識的に持ちたい」という声がありました。

未経験エンジニアの育成

1年間の研修でIT・セキュリティやクラウド(サーバ、ネットワーク)などエンジニアの基礎知識を習得
前半6か月間の「座学・実践研修」と後半6か月間の「業務サポート研修」の合計1年間の研修と手厚いフォローで、文理関係なくセキュリティエンジニアに必要な知識とスキルを身に着けていくことができます。

推進体制

推進体制

サステナビリティ関連情報

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