Trend Micro Security

X97M_RAWO.DMG

2012年10月9日
 解析者: Michael Cabel   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: ファイル感染型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 117,248 bytes
タイプ XLS
発見日 2011年8月10日

侵入方法

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

ウイルスは、感染した「Microsoft Excel」ファイルの検出名です。ウイルスは、感染コンピュータで開いている「Microsoft Excel」のワークブックを確認します。ウイルスは、開いているワークブックに「sheet17」が存在するかを確認します。「sheet17」が存在しない場合、ウイルスは、「sheet17」を非表示で作成します。そして、感染した「Microsoft Excel」ファイルの内容をコピーし、ワークブックを開きます。

ウイルスは、メニューオプション「ARAY」を11回作成します。このオプションは、サブメニュー「Joanes」を含んでいます。サブメニューは、メインのメニューオプション毎に15回作成されます。「Joanes」は、サブメニュー「Joanes」を含んでいます。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 8.347.80
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年8月10日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.349.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2011年8月10日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「X97M_RAWO.DMG」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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