Trend Micro Security

X2KM_GOLDENEYE.B

2016年12月8日
 解析者: Cris Nowell Pantanilla   

 別名:

Trojan-Downloader.MSExcel.Agent.di(Kaspersky), Trojan:O97M/Goldeneye.A (Microsoft), W97M.Dropper (Symantec), VBA:Trojan.VBA.Downloader.BU (F-Secure), VBA/TrojanDropper.Agent.OY (ESET-NOD32)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 Eメールを介したスパム活動

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、作成されたファイルを実行します。


  詳細

ファイルサイズ 1,208,832 bytes
タイプ XLS
メモリ常駐 なし
発見日 2016年12月7日
ペイロード ファイルの作成, ファイルの実行

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

作成活動

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

マルウェアは、作成されたファイルを実行します。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 12.946.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2016年12月7日
VSAPI OPR パターンバージョン 12.947.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2016年12月8日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「X2KM_GOLDENEYE.B」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「X2KM_GOLDENEYE.B」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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