WORM_WAREZOB.A
W32.Stration@mm (Symantec); W32/Spamta.QO.worm (Panda)
Windows 2000, XP, Server 2003
- マルウェアタイプ: ワーム
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: なし
- 感染報告の有無: はい
概要
ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
ワームは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
自動実行方法
ワームは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{5B153A12-D1BD-4F3D-A5C7-EE16D5A1186C}\
InProcServer32
(Default) = {malware path and file name}
他のシステム変更
ワームは、以下のレジストリキーを追加します。
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{5B153A12-D1BD-4F3D-A5C7-EE16D5A1186C}
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「WORM_WAREZOB.A」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。
手順 3
Windowsをセーフモードで再起動します。
手順 4
このレジストリキーを削除します。
警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。
- In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
- {5B153A12-D1BD-4F3D-A5C7-EE16D5A1186C}
手順 5
「WORM_WAREZOB.A」として検出されたファイルを検索し削除します。
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