Trend Micro Security

WORM_MYDOOM.S

2012年10月9日
 解析者: Sabrina Lei Sioting   

 別名:

Worm:Win32/Mydoom.S@mm (Microsoft), Email-Worm.Win32.Mydoom.q (Kaspersky), W32.Mydoom.Q@mm (Symantec), W32/Mydoom.s@MM (McAfee), W32/MyDoom-S (Sophos), Win32.Mydoom.ACP (Fsecure), W32/MyDoom.S@mm (Fortinet), W32/Mydoom.R@mm (Fprot), Worm.Win32.Mydoom (Ikarus), Win32/Mydoom.T worm (Eset), W32/Mydoom.R.worm (Panda),

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: ワーム
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 27,136 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2009年4月7日

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %Windows%\rasor38a.dll

(註:%Windows%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows9x、Me、XP、Server 2003の場合、"C:\Window"、WindowsNT および 2000の場合、"C:\WINNT" です。)


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 5.883.00
初回 VSAPI パターンリリース日 2009年4月7日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「WORM_MYDOOM.S」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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