WORM64_WMINE.A

2018年6月1日

解析者: Wilbert Vidal

プラットフォーム:

Windows

危険度:

ダメージ度:

感染力:

感染確認数:

情報漏えい:

マルウェアタイプ: ワーム
破壊活動の有無: なし
暗号化: なし
感染報告の有無: はい

概要

感染経路他のマルウェアからの作成

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。ワームは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

ワームは、ソフトウェアに存在する脆弱性を利用して、ネットワーク上で感染活動をします。

ワームは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

詳細

ファイルサイズ 505,856 bytes

タイプ EXE

メモリ常駐はい

発見日 2018年5月4日

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ワームは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、以下のフォルダを追加します。

%Windows%\SpeechsTracing
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft

(註：%Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。.)

ワームは、以下のファイルを作成します。

%Windows%\SpeechsTracing\Crypt - ZIP file containing files required for Eternalblue-DoublePulsar exploit, deleted afterwards.

(註：%Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。.)

ワームは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。

{F5175396-40C2-0218-278D6EE}

感染活動

ワームは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して、ネットワーク上で感染活動をします。

Microsoft Windows SMB Server (MS17-010) Vulnerability

その他

ワームは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

http://er{BLOCKED}.{BLOCKED}endecr.com:8080/error
http://ta{BLOCKED}.{BLOCKED}endecr.com/tasks
http://er{BLOCKED}.{BLOCKED}endecr.com:8080/log
http://sc{BLOCKED}.{BLOCKED}endecr.com/status

ワームが自身の不正活動を実行するためには、以下のコンポーネントが必要になります。

%System%\EnrollCertXaml.dll - contains files required for Eternalblue-Doublepulsar exploit

(註：%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

＜補足＞
インストール

ワームは、以下のファイルを作成します。これは、脆弱性攻撃ツール「Eternalblue-DoublePulsar」に必要なファイルが含まれるZIPファイルで、後に削除されます。

%Windows%\SpeechsTracing\Crypt

（註：%Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。）

感染活動

マルウェアは、以下の脆弱性を利用してコンピュータに侵入します。

Microsoft Windows SMB サーバ(MS17-010) の脆弱性

その他

ワームが自身の不正活動を実行するためには、以下のコンポーネントが必要になります。このコンポーネントには、脆弱性攻撃ツール」Eternalblue-Doublepulsar」に必要なファイルが含まれています。

%System%\EnrollCertXaml.dll

（註：%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。）

ワームは、以下を実行します。

ワームは、ローカルエリアネットワーク上のホストをスキャンし、ポート445が使用可能かどうかをチェックします。
次に、MS17-010の脆弱性を利用して、以下のファイルのいずれかをリモートホスト上に注入して実行します。
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x86.dll - 32ビットOS用のファイル。TROJ_WMINE.Bとして検出される
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x64.dll - 64ビットOS用のファイル。TROJ64_WMINE.Bとして検出される
ワームは、ZIPファイルを解凍して以下のファイルを作成します。
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw-2.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-1.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\coli-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\crli-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-1.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-4.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\esco-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etch-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x64.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x86.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\eteb-2.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x64.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x86.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalblue-2.2.0.fb
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalchampion-2.0.0.fb
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma-1.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\iconv.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libcurl.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libeay32.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libiconv-2.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libxml2.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\out.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcla-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcre-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcrecpp-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcreposix-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.py
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.pyc
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar-2.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.xml - TROJ_ETEROCK.C として検出される設定ファイル
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ssleay32.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.xml - TROJ_ETEROCK.C として検出される設定ファイル
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-1.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-2.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-1.dll %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-2.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl-1.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ucl.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\xdvl-0.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zibe.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zlib1.dll
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\_pytrch.pyd
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x86.dll - TROJ_WMINE.B として検出されるファイル
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x64.dll - TROJ64_WMINE.B として検出されるファイル
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage1.txt - ログファイル
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage2.txt - ログファイル
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.exe - TROJ_EQUATED.J として検出される、後に実行されるファイル
- %Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.exe - TROJ_EQUATED.J として検出される、後に実行されるファイル

対応方法

対応検索エンジン: 9.850

初回 VSAPI パターンバージョン 14.286.02

初回 VSAPI パターンリリース日 2018年5月31日

VSAPI OPR パターンバージョン 14.287.00

VSAPI OPR パターンリリース日 2018年6月1日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム（OS）の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル／フォルダ／レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

セーフモードでの起動：

• Windows 2000 の場合：

コンピュータを起動させます。
「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
「Windows 拡張オプションメニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows XP の場合：

コンピュータを起動させます。
「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
「Windows 拡張オプションメニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows Server 2003 の場合：

コンピュータを起動させます。
「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
「Windows 拡張オプションメニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows Vista、Windows 7 および Windows Server 2008 の場合：

コンピュータを起動させます。
「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
「詳細ブートオプション」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows 8、8.1 および Server 2012の場合：

画面の右上隅へマウスポインタを移動し、[チャーム]バーを表示します。
マウスで、[設定]－[PC設定の変更]を選択します。
左側のパネルで、[全般]を選択します。
右側のパネルで、[PCの起動をカスタマイズする]が表示されるまで下にスクロールし、[今すぐ再起動]をクリック。コンピュータが再起動するまで待ちます。
[オプションの選択]メニューで、[トラブルシューティング]－[詳細オプション]－[スタートアップ設定]－[再起動]をクリックします。
[スタートアップ設定]メニューで、[4]キーを押し、「4）セーフモードを有効にする」を選択します。

手順 4

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]

コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\coli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\crli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-4.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\esco-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etch-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\eteb-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalblue-2.2.0.fb
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalchampion-2.0.0.fb
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\iconv.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libcurl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libeay32.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libiconv-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libxml2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\out.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcla-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcre-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcrecpp-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcreposix-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.py
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.pyc
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.xml
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ssleay32.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.xml
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ucl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\xdvl-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zibe.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zlib1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\_pytrch.pyd
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage1.txt
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage2.txt
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.exe
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.exe
%System%\EnrollCertXaml.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Crypt

マルウェアのコンポーネントファイルの削除：

Windows 2000、XP および Server 2003 の場合：

[スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
[ファイル名のすべてまたは一部]に以下のファイル名を入力してください。
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\coli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\crli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-4.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\esco-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etch-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\eteb-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalblue-2.2.0.fb
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalchampion-2.0.0.fb
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\iconv.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libcurl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libeay32.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libiconv-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libxml2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\out.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcla-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcre-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcrecpp-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcreposix-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.py
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.pyc
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.xml
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ssleay32.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.xml
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ucl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\xdvl-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zibe.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zlib1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\_pytrch.pyd
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage1.txt
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage2.txt
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.exe
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.exe
%System%\EnrollCertXaml.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Crypt
[探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
検索が終了したら、ファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
残りのファイルに対して、マルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順 2.）から4 .）を繰り返してください。

Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合：

Windowsエクスプローラ画面を開きます。
- Windows Vista、7 および Server 2008 の場合：
  - [スタート]-[コンピューター]を選択します。
- Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合：
  - 画面の左下隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。
[コンピューターの検索]に、以下を入力します。
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\adfw.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\cnli-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\coli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\crli-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\dmgd-4.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\esco-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etch-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etchCore-0.x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\eteb-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\etebCore-2.x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalblue-2.2.0.fb
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\Eternalchampion-2.0.0.fb
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\exma.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\iconv.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libcurl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libeay32.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libiconv-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\libxml2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\out.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcla-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcre-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcrecpp-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pcreposix-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\posh.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.py
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\pytrch.pyc
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\riar.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.xml
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ssleay32.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.xml
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tibe.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trch.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo-2.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\trfo.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl-1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\tucl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\ucl.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\xdvl-0.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zibe.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\zlib1.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\_pytrch.pyd
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x86.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\x64.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage1.txt
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\stage2.txt
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\spoolsv.exe
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft\svchost.exe
%System%\EnrollCertXaml.dll
%Windows%\SpeechsTracing\Crypt
ファイルが表示されたら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
残りのファイルに対して、マルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順 2.）から4 .）を繰り返してください。
註：Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイトをご確認ください。

手順 5

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]

フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

%Windows%\SpeechsTracing
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft

このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除：

Windows 2000、XP および Server 2003 の場合：

[スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
[ファイル名のすべてまたは一部]に、以下のフォルダ名を入力してください。
%Windows%\SpeechsTracing
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft
[探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
検索が終了したら、フォルダを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、フォルダが完全に削除されます。
残りのフォルダに対して、このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除の手順 2.）から 4.）を繰り返してください。
%Windows%\SpeechsTracing
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft

註：ファイル名の入力欄のタイトルは、Windowsのバージョンによって異なります。（例：ファイルやフォルダ名の検索の場合やファイル名のすべてまたは一部での検索）

Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合：

Windowsエクスプローラ画面を開きます。
- Windows Vista、7 および Server 2008 の場合：
  - [スタート]-[コンピューター]を選択します。
- Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合：
  - 画面の左隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。
[コンピューターの検索]に、以下を入力します。
%Windows%\SpeechsTracing
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft
検索が終了したら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、フォルダが完全に削除されます。
残りのフォルダに対して、このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除の手順 2.）から 3.）を繰り返してください。
%Windows%\SpeechsTracing
%Windows%\SpeechsTracing\Microsoft

註：Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイトをご確認ください。

手順 6

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、「WORM64_WMINE.A」と検出したファイルの検索を実行してください。検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 7

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。

Microsoft Security Bulletin MS17-010

ご利用はいかがでしたか？　アンケートにご協力ください