Trend Micro Security

VBS_DUNIHI.MEM

2015年2月23日
 解析者: Miguel Carlo Ang   

 別名:

Worm.VBS.Dunihi.BC(Bitdefender);Worm:VBS/Jenxcus.K(Microsoft)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: ワーム
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 100,670 bytes
メモリ常駐 はい

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %User Temp%\EvilEyes.vbs

(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.)

自動実行方法

ワームは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
EvilEyes.vbs = %User Temp%\EvilEyes.vbs

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
EvilEyes.vbs = %User Temp%\EvilEyes.vbs

ワームは、Windows起動時に自動実行されるよう<Common Startup>フォルダ内に以下のファイルを作成します。

  • %User Startup%\EvilEyes.vbs

(註:%User Startup%フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Start Menu\Programs\Startup" 、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、" C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup" です。.)

他のシステム変更

ワームは、インストールの過程で、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER
njq8 = "{n / y}"

感染活動

ワームは、すべてのリムーバブルドライブ内に以下として自身のコピーを作成します。

  • {removable drive letter}:\EvilEyes.vbs

その他

ワームは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • {BLOCKED}worm.zapto.org:5557