TSPY_ZBOT.CAE
VirTool:Win32/VBInject.HH (Microsoft); Generic VB.i (McAfee); W32.SillyFDC (Symantec); Trojan.Win32.VBKrypt.jb, Trojan.Win32.VBKrypt.jb (Kaspersky); Virtool.Win32.Vbinject.Gen.2 (v) (Sunbelt); Trojan.Generic.3580857 (FSecure)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
- マルウェアタイプ: スパイウェア
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
作成活動
スパイウェアは、以下のファイルを作成します。
- %System%\uZQEtNDuIS.dll
- %User Profile%\Application Data\Microsoft
- %User Profile%\Microsoft\Crypto
- %User Profile%\Crypto\RSA
- %User Profile%\RSA\S-1-5-21-4025279379-4087772427-2915903831-500
(註:%System%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\System"、Windows NT および 2000 の場合、"C:\WinNT\System32"、Windows XP および Server 2003 の場合、"C:\Windows\System32" です。. %User Profile% フォルダは、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\<ユーザ名>"、Windows NTでは、"C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>"、Windows 2000, XP, Server 2003の場合は、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>" です。)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- %System%\uZQEtNDuIS.dll
- %User Profile%\Application Data\Microsoft
- %User Profile%\Microsoft\Crypto
- %User Profile%\Crypto\RSA
- %User Profile%\RSA\S-1-5-21-4025279379-4087772427-2915903831-500
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_ZBOT.CAE」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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