TSPY_FAKEMS.C
Trojan:Win32/Foosace.J!dha (Microsoft)
Windows
- マルウェアタイプ: スパイウェア
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: はい
- 感染報告の有無: はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 スパイウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
スパイウェアは、感染コンピュータから特定の情報を収集します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
スパイウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
- TROJ_DROPPR.CXC
情報漏えい
スパイウェアは、感染コンピュータから以下の情報を収集します。
- OS Version
- Machine Information
- Hostname/Computer Name
- List of running processes
- Hard Disk Drive Information
その他
スパイウェアは、感染コンピュータから以下の情報を収集します。
- オペレーティングシステム(OS)のバージョン
- コンピュータの情報
- ホスト名およびコンピュータ名
- 実行中のプロセスのリスト
- ハードディスクドライブの情報
スパイウェアは、以下のIPアドレスおよびWebサイトに接続して窃取した情報を送信します。
- {BLOCKED}.{BLOCKED}.146.185
- www.{BLOCKED}t.com
- www.{BLOCKED}l.org
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。
手順 3
Windowsをセーフモードで再起動します。
手順 4
この「TSPY_FAKEMS.C」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)
- TSPY_FAKEMS.C
手順 5
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TSPY_FAKEMS.C」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください