Trend Micro Security

TSPY_DYZAP.NJR

2017年6月8日

 別名:

PWS:Win32/Primarypass.A (Microsoft); GenericRXBO-ES!F636E09005A7 (McAfee); Trojan.Gen.2 (Symantec); HEUR:Trojan.Win32.Generic (Kaspersky); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Trojan horse Atros5.BJQS (AVG)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: スパイウェア
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 654,336 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2017年6月8日

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

スパイウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %User Profile%\Application Data\g31gase.exe

(註:%User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>" です。.)

スパイウェアは、以下のフォルダを作成します。

  • %User Profile%\Application Data\CD572E

(註:%User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>" です。.)

他のシステム変更

スパイウェアは、以下のファイルを削除します。

  • {malware path and file name}:zone.identifier
  • %User Profile%\Application Data\g31gase.exe:Zone.Identifier
  • %User Profile%\S-1-5-21-1645522239-1292428093-682003330-1003\371f15c467fd3ea50326e6d328ac6180_6abce574-4afc-42c5-8ab9-5739a84d8a8b
  • %User Profile%\CD572E\E53BC4.lck

(註:%User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>" です。.)

このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.8

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]
註:このフォルダは、隠しフォルダとして設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Profile%\Application Data\CD572E

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_DYZAP.NJR」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。

  • {malware path and file name}:zone.identifier
  • %User Profile%\Application Data\g31gase.exe:Zone.Identifier
  • %User Profile%\S-1-5-21-1645522239-1292428093-682003330-1003\371f15c467fd3ea50326e6d328ac6180_6abce574-4afc-42c5-8ab9-5739a84d8a8b
  • %User Profile%\CD572E\E53BC4.lck


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