TSPY_BANKER.YYZK
Trojan-Banker.Win32.Tinba.kic (Kaspersky); RDN/PWS-Banker!ds (McAfee); TrojanDownloader:Win32/Small.gen!I (Microsoft)
Windows
- マルウェアタイプ: スパイウェア
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
スパイウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。
- %Application Data%\D591872D\bin.exe
(註:%Application Data%フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming" です。.)
スパイウェアは、以下のファイルを作成します。
- %AppDataLocalLow%\D591872D\web.dat
(註:%AppDataLocalLow%フォルダは、Windows Vista および 7 の場合、通常、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\LocalLow" です。)
スパイウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %Application Data%\D591872D
- %AppDataLocalLow%\D591872D
(註:%Application Data%フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming" です。.. %AppDataLocalLow%フォルダは、Windows Vista および 7 の場合、通常、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\LocalLow" です。)
自動実行方法
スパイウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
D591872D = "%Application Data%\D591872D\bin.exe"