TSPY_BANKER.SJD
2012年10月12日
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
感染確認数:
システムへの影響:
情報漏えい:
- マルウェアタイプ: スパイウェア
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 945,152 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2012年5月1日
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
スパイウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %System Root%\Arquivos de Programas
- %System Root%\Arquivos de Programas\8Hb7j66b
(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)
作成活動
スパイウェアは、以下のファイルを作成します。
- %System Root%\Arquivos de Programas\8Hb7j66b\6jt8h5.exe
(註:%System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 - %System Root%\Arquivos de Programas\8Hb7j66b\6jt8h5.exe
手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
[ 詳細 ]
フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 - %System Root%\Arquivos de Programas
- %System Root%\Arquivos de Programas\8Hb7j66b
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_BANKER.SJD」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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