TrojanSpy.Win64.EMOTET.FBW

2023年4月6日

解析者: Carlos Villegas Madrid

プラットフォーム:

Windows

危険度:

ダメージ度:

感染力:

感染確認数:

システムへの影響:

情報漏えい:

マルウェアタイプ: スパイウェア/情報窃取型
破壊活動の有無: なし
暗号化:
感染報告の有無: はい

概要

感染経路インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

スパイウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。

スパイウェアマルウェアは、自身（コンピュータに侵入して最初に自身のコピーを作成したスパイウェア）を削除します。

詳細

ファイルサイズ 525896192 bytes

タイプ DLL

メモリ常駐はい

発見日 2023年3月14日

ペイロード URLまたはIPアドレスに接続, システム情報の収集, ファイルの作成, 情報収集, ファイルの削除

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

スパイウェアは、感染したコンピュータ内に以下として自身のコピーを作成し、実行します。

If executed with administrator rights:
- %System%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll
If executed without administrator rights:
- %AppDataLocal%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll

(註：%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.. %AppDataLocal%フォルダは、ローカルアプリケーションデータフォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\＜ユーザ名＞\Local Settings\Application Data" です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\＜ユーザ名＞\AppData\Local" です。)

スパイウェアは、以下のプロセスを追加します。

If executed with administrator rights:
- %System%\regsvr32.exe "%System%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll"
If executed without administrator rights:
- %System%\regsvr32.exe "%AppDataLocal%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll"

スパイウェアは、以下のフォルダを作成します。

If executed with administrator rights:
- %System%\{Random Characters}
If executed without administrator rights:
- %AppDataLocal%\{Random Characters}

バックドア活動

スパイウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

Download and execute code in memory

情報漏えい

スパイウェアは、以下の情報を収集します。

Computer Name
Volume Serial Number
OS Information
Process ID
Machine Time zone

その他

スパイウェアは、以下を実行します。

It receives commands and sends encrypted gathered information to the following URLs via HTTP/HTTPS POST by storing it on HTTP POST Headers.
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.165:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}{BLOCKED}.{BLOCKED}1-{BLOCKED}-146.eu:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.149:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.28:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.10:8080/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.34:443/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.25:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.30:8080/{Random Characters}
- http://l{BLOCKED}-75.members.linode.com:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}4.ip-94-23-45.eu:4143/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.213-{BLOCKED}-212-5.clients.your-server.de:443/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.124:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}31.members.linode.com:7080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.165.{BLOCKED}.4.185.clients.grserver.gr:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.26:8080/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.120.vultrusercontent.com:443/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.2:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.76:8080/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.93:443/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.41:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.154:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.27:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.162:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.137:8080/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.217:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.15:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}2.129.205.3-BY.ISPIO.COM:8080/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}146.kimsufi.com:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}meri.it:8080/{Random Characters}
- http://o{BLOCKED}.dedicated.co.za:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.217.95.clients.your-server.de:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.webs-up.com:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.187.bitcom.com.br:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.199:8080/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.56:443/{Random Characters}
- https://cs.{BLOCKED}.net:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.232:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.33:8080/{Random Characters}
- http://a6.9c.{BLOCKED}.ip4.static.sl-reverse.com:8080/{Random Characters}
- https://{BLOCKED}a2.virtua.com.br:443/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}-309-14521.vs.sakura.ne.jp:7080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}-232-117-186.rackcorp.com:8080/{Random Characters}
- http://serv.{BLOCKED}berita.com:8080/{Random Characters}
- http://tk2-407-{BLOCKED}.vs.sakura.ne.jp:8080/{Random Characters}
- http://v163-44-196-{BLOCKED}.a001.g.bkk1.static.cnode.io:8080/{Random Characters}
- http://vmi277069.{BLOCKED}oserver.net:8080/{Random Characters}
- http://{BLOCKED}66f4a3.vps.ovh.net:8080/{Random Characters}

スパイウェアは、自身（コンピュータに侵入して最初に自身のコピーを作成したスパイウェア）を削除します。

<補足>
インストール

スパイウェアは、感染したコンピュータ内に以下として自身のコピーを作成し、実行します。

管理者権限ありで実行された場合：
- %System%\{ランダムな文字}\{ランダムな文字}.dll
管理者権限なしで実行された場合：
- %AppDataLocal%\{ランダムな文字}\{ランダムな文字}.dll

スパイウェアは、以下のプロセスを追加します。

管理者権限ありで実行された場合：
- %System%\regsvr32.exe "%System%\{ランダムな文字}\{ランダムな文字}.dll"
管理者権限なしで実行された場合：
- %System%\regsvr32.exe "%AppDataLocal%\{ランダムな文字}\{ランダムな文字}.dll"

スパイウェアは、以下のフォルダを作成します。

管理者権限ありで実行された場合：
- %System%\{ランダムな文字}
管理者権限なしで実行された場合：
- %AppDataLocal%\{ランダムな文字}

バックドア活動

スパイウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

メモリ内にコードのダウンロードおよび実行

情報漏えい

スパイウェアは、以下の情報を収集します。

コンピュータ名
ボリュームシリアル番号
オペレーティングシステム（OS）情報
プロセスID
感染コンピュータのタイムゾーン

その他

スパイウェアは、以下を実行します。

スパイウェアは、コマンドを受信した後、収集した情報を暗号化してHTTP POSTヘッダ上に格納し、HTTP/HTTPS POSTを介して以下のURLに送信します。
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.165:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}{BLOCKED}.{BLOCKED}1-{BLOCKED}-146.eu:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.149:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.28:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.10:8080/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.34:443/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.25:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.30:8080/{ランダムな文字}
- http://l{BLOCKED}-75.members.linode.com:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}4.ip-94-23-45.eu:4143/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.213-{BLOCKED}-212-5.clients.your-server.de:443/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.124:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}31.members.linode.com:7080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.165.{BLOCKED}.4.185.clients.grserver.gr:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.26:8080/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.120.vultrusercontent.com:443/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.2:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.76:8080/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.93:443/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.41:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.154:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.27:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.162:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.137:8080/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.217:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.15:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}2.129.205.3-BY.ISPIO.COM:8080/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}146.kimsufi.com:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}meri.it:8080/{ランダムな文字}
- http://o{BLOCKED}.dedicated.co.za:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.217.95.clients.your-server.de:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.webs-up.com:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.187.bitcom.com.br:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.199:8080/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.56:443/{ランダムな文字}
- https://cs.{BLOCKED}.net:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.232:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.33:8080/{ランダムな文字}
- http://a6.9c.{BLOCKED}.ip4.static.sl-reverse.com:8080/{ランダムな文字}
- https://{BLOCKED}a2.virtua.com.br:443/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}-309-14521.vs.sakura.ne.jp:7080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}-232-117-186.rackcorp.com:8080/{ランダムな文字}
- http://serv.{BLOCKED}berita.com:8080/{ランダムな文字}
- http://tk2-407-{BLOCKED}.vs.sakura.ne.jp:8080/{ランダムな文字}
- http://v163-44-196-{BLOCKED}.a001.g.bkk1.static.cnode.io:8080/{ランダムな文字}
- http://vmi277069.{BLOCKED}oserver.net:8080/{ランダムな文字}
- http://{BLOCKED}66f4a3.vps.ovh.net:8080/{ランダムな文字}
対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 18.352.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2023年3月30日
VSAPI OPR パターンバージョン 18.353.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2023年3月31日
手順 1
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム（OS）の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル／フォルダ／レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。
手順 3
Windowsをセーフモードで再起動します。
[ 詳細 ]
[ 戻る ]
セーフモードでの起動：

• Windows 2000 の場合：
1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプションメニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。
• Windows XP の場合：
1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプションメニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。
• Windows Server 2003 の場合：
1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプションメニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。
• Windows Vista、Windows 7 および Windows Server 2008 の場合：
1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「詳細ブートオプション」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。
• Windows 8、8.1 および Server 2012の場合：
1. 画面の右上隅へマウスポインタを移動し、[チャーム]バーを表示します。
2. マウスで、[設定]－[PC設定の変更]を選択します。
3. 左側のパネルで、[全般]を選択します。
4. 右側のパネルで、[PCの起動をカスタマイズする]が表示されるまで下にスクロールし、[今すぐ再起動]をクリック。コンピュータが再起動するまで待ちます。
5. [オプションの選択]メニューで、[トラブルシューティング]－[詳細オプション]－[スタートアップ設定]－[再起動]をクリックします。
6. [スタートアップ設定]メニューで、[4]キーを押し、「4）セーフモードを有効にする」を選択します。
• Windows 10 の場合：
1. キーボードの「Windowsロゴ」キーおよび「（アルファベットの）i」キーを押して「設定」を開きます。これで開かない場合は「スタート」ボタンをクリックして「設定」を選択します。
2. 「更新とセキュリティ」→「回復」を選択します。
3. 「詳細起動」下にある「今すぐ再起動」を選択します。
4. 再起動後、「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」を選択します。
5. 再起動後、「オプションを選択するには、番号を押してください」が表示されます。「4)」を選択するか「F4」キーを押して、セーフモードで起動します。
手順 4
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
[ 戻る ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
- %System%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll
- %AppDataLocal%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll
マルウェアのコンポーネントファイルの削除：
Windows 2000、XP および Server 2003 の場合：
1. [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
2. [ファイル名のすべてまたは一部]に以下のファイル名を入力してください。
  %System%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll
  %AppDataLocal%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll
3. [探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
4. 検索が終了したら、ファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
5. 残りのファイルに対して、マルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順 2.）から4 .）を繰り返してください。
Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合：
1. Windowsエクスプローラ画面を開きます。
  - Windows Vista、7 および Server 2008 の場合：
    - [スタート]-[コンピューター]を選択します。
  - Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合：
    - 画面の左下隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。
2. [コンピューターの検索]に、以下を入力します。
  %System%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll
  %AppDataLocal%\{Random Characters}\{Random Characters}.dll
3. ファイルが表示されたら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
4. 残りのファイルに対して、マルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順 2.）から4 .）を繰り返してください。
  註：Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイトをご確認ください。

手順 5

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]

フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

%System%\{Random characters}
%AppDataLocal%\{Random characters}

このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除：

Windows 2000、XP および Server 2003 の場合：

[スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
[ファイル名のすべてまたは一部]に、以下のフォルダ名を入力してください。
%System%\{Random characters}
%AppDataLocal%\{Random characters}
[探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
検索が終了したら、フォルダを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、フォルダが完全に削除されます。
残りのフォルダに対して、このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除の手順 2.）から 4.）を繰り返してください。
%System%\{Random characters}
%AppDataLocal%\{Random characters}

註：ファイル名の入力欄のタイトルは、Windowsのバージョンによって異なります。（例：ファイルやフォルダ名の検索の場合やファイル名のすべてまたは一部での検索）

Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合：

Windowsエクスプローラ画面を開きます。
- Windows Vista、7 および Server 2008 の場合：
  - [スタート]-[コンピューター]を選択します。
- Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合：
  - 画面の左隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。
[コンピューターの検索]に、以下を入力します。
%System%\{Random characters}
%AppDataLocal%\{Random characters}
検索が終了したら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、フォルダが完全に削除されます。
残りのフォルダに対して、このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除の手順 2.）から 3.）を繰り返してください。
%System%\{Random characters}
%AppDataLocal%\{Random characters}

註：Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイトをご確認ください。

手順 6

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、「TrojanSpy.Win64.EMOTET.FBW」と検出したファイルの検索を実行してください。検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

ご利用はいかがでしたか？　アンケートにご協力ください

TrojanSpy.Win64.EMOTET.FBW

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