Trend Micro Security

TrojanSpy.Win32.FAREIT.UHBAZCLJZ

2020年3月26日
 解析者: Mohammed Malubay   
 更新者 : Kennard Yap

 別名:

PWS:Win32/Fareit!MTB (MICROSOFT); TrojanPSW.Fareit (VBA32)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: スパイウェア/情報窃取型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


スパイウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。


  詳細

ファイルサイズ 73,728 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい

インストール

スパイウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • %Windows%\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\RegAsm.exe

(註:%Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。.)

その他

スパイウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • oned{BLOCKED}e.com:443


  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.762.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2020年3月23日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.763.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2020年3月24日

手順 1

トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。

     
    • Troj.Win32.TRX.XXPE50FFF034

手順 2

Windows XP、Windows Vista 、Windows 7、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TrojanSpy.Win32.FAREIT.UHBAZCLJZ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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