Trojan.Linux.SKIDMAP.UWEJY
2019年9月18日
プラットフォーム:
Linux
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: なし
- 感染報告の有無: はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 1,342,085 bytes
タイプ ELF
ファイル圧縮 UPX
メモリ常駐 なし
発見日 2019年8月30日
ペイロード ファイルの作成, ファイルの変更, ファイルの削除
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- /lib64/security/pam_unix.so -> if 64-bit, compromised pam_unix.so file
- /lib/x86_64-linux-gnu/security/pam_unix.so -> if 32-bit, compromised pam_unix.so file
- /etc/rctlconf/certs/rctl_ca.crt
- /etc/rctlconf/rctlcli.cfg
マルウェアは、以下のファイルを作成し実行します。
- /usr/bin/irqbalanced
- /usr/bin/rctlcli
- /usr/bin/systemd-network ← detected as Trojan.Linux.SKIDMAP.A
- /usr/bin/kswaped ← detected as Backdoor.Linux.SKIDMAP.A
対応方法
対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.346.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2019年9月5日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.347.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2019年9月6日
手順 1
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.Linux.SKIDMAP.UWEJY」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 DATA_GENERIC 註:ファイル名の入力欄のタイトルは、Windowsのバージョンによって異なります。(例:ファイルやフォルダ名の検索の場合やファイル名のすべてまたは一部での検索)
- Windowsエクスプローラ画面を開きます。
- Windows Vista、7 および Server 2008 の場合:
- [スタート]-[コンピューター]を選択します。
- Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合:
- 画面の左下隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。
- Windows Vista、7 および Server 2008 の場合:
- [コンピューターの検索]に、以下を入力します。
DATA_GENERIC - ファイルが表示されたら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
註:Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイトをご確認ください。
手順 3
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。
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