Trend Micro Security

TROJ_TDSS.WIM

2012年10月8日
 解析者: kathleenno   

 別名:

Trojan.Gen (Symantec); Trojan:Win32/Alureon.ET (Microsoft); Trojan-Downloader.Win32.Agent.fxzk (Kaspersky); Mal/Emogen-Y (Sophos)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 24,580 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2011年3月11日

侵入方法

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • TROJ_TDSS.WIN

インストール

マルウェアは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。

  • Global\{random GUID}

マルウェアは、以下のプロセスに組み込まれ、システムのプロセスに常駐します。

  • svchost.exe


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.894.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年3月11日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「TROJ_TDSS.WIM」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

    TROJ_TDSS.WIN

手順 3

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「TROJ_TDSS.WIM」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 4

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 5

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_TDSS.WIM」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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