Trend Micro Security

TROJ_SIREFEF.BV

2012年10月9日
 解析者: Erika Bianca Mendoza   

 プラットフォーム:

Windows Vista, Windows 7 64-bit

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のファイルによってシステムにインストールされ、他のマルウェアのコンポーネントとして動作します。実行されると、マルウェアは、特定の不正活動を行います。マルウェアがダウンロードしたファイルは、特定のフォルダに保存されます。マルウェアは、Windowsファイアウォールに関連するサービスを停止します。

マルウェアは、リモートサイトから他のマルウェア、グレイウェアまたはスパイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、プロセスに組み込まれ、システムのプロセスに常駐します。


  詳細

ファイルサイズ 32,768 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2011年9月30日
ペイロード ファイルのダウンロード, ファイルの作成, システムセキュリティへの感染活動

侵入方法

マルウェアは、リモートサイトから他のマルウェア、グレイウェアまたはスパイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のフォルダを作成します。

  • %Windows%\assembly\tmp\U\

(註:%Windows%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows9x、Me、XP、Server 2003の場合、"C:\Window"、WindowsNT および 2000の場合、"C:\WINNT" です。)

マルウェアは、プロセスに組み込まれ、システムのプロセスに常駐します。

自動実行方法

マルウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Control\Session Manager\SubSystems
consrv = "{malware path and file name}"

マルウェアは、他のマルウェアによってシステムにインストールされ、他のマルウェアのコンポーネントとして動作します。実行されると、マルウェアは、以下のような不正活動を行います。

  • 自身の更新版のコピーまたは他のマルウェアのダウンロード
  • ダウンロードしたファイルの実行

マルウェアがダウンロードしたファイルは、以下のフォルダに保存されます。

  • %Windows%\assembly\tmp\U\

マルウェアは、Windowsファイアウォールに関連する以下のサービスを停止します。

  • MpsSvc


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.464.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年9月30日

手順 1

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 2

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystemsconsrv = "{malware path and filename}"

手順 3

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]
註:このフォルダは、隠しフォルダとして設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %Windows%\assembly\tmp\U\

手順 4

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_SIREFEF.BV」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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