TROJ_PONMCOP.SM
2012年6月28日
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: はい
- 感染報告の有無: はい
概要
感染経路 他のマルウェアからの作成
トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。その理由として、ダメージ度や感染力、あるいは、その両方の脅威レベルの高まりが挙げられます。特にこのマルウェアは、実行されると、複数の文字列を印刷する「プリンタウイルス」の1つです。
マルウェアは、メインとなるコンポーネントによって利用される特定の関数をエクスポートします。
マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。
詳細
ファイルサイズ 不定
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2012年6月12日
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
その他
マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。
マルウェアは、メインとなるコンポーネントによって利用される以下の関数をエクスポートします。
- マルウェアのコマンド&コントロール(C&C)サーバとの通信
- API「NtQueryInformationProcess」のフック
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
VSAPI OPR パターンバージョン 9.189.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年6月12日
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_PONMCOP.SM 」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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