Trend Micro Security

TROJ_PLUGX.SFI

2015年8月7日
 解析者: RonJay Kristoffer Caragay   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントです。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。


  詳細

ファイルサイズ 115,297 bytes
タイプ None
メモリ常駐 はい
発見日 2015年7月30日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントです。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、以下のコンポーネントが必要になります。

  • {malware path}\MpClient.dll

マルウェアは、暗号化されたコンポーネントファイルで、復号されるとバイナリコードを含みます。

「BKDR_PLUGX.SFI」として検出されるファイル"{malware path}\MpClient.dll"は、「TROJ_PLUGX.SFI」を復号し読み込むために利用されます。

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.750
初回 VSAPI パターンバージョン 11.822.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2015年7月30日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.823.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年7月31日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「TROJ_PLUGX.SFI」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_PLUGX.SFI」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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