Trend Micro Security

TROJ_NEMUCOD.DLFLUA

2017年4月24日
 解析者: Byron Jon Gelera   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 Eメールを介したスパム活動, インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

これは、トレンドマイクロの製品では、特定の不正活動を実行するファイルの検出名となります。


  詳細

ファイルサイズ 15,255 bytes
タイプ DOCX
メモリ常駐 なし
発見日 2017年4月13日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

その他は、他のマルウェアもしくはグレイウェア、または不正リモートユーザによるスパムメールに添付され、コンピュータに侵入します。

その他は、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

感染活動

その他は、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

その他は、バックドア活動の機能を備えていません。

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、以下の検出名となります。

  • Microsoft Word documents that has embedded malicious JS file detected as:

    • JS_DLOADR.GTLZ

これは、「JS_DLOADR.GTLZ」として検出される不正なJSファイルが埋め込まれたWordファイルの検出名です。

マルウェアは、以下の画面を表示して、埋め込まれたJSファイルをクリックするようユーザを誘導します。

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.338.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年4月13日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.339.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年4月14日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_NEMUCOD.DLFLUA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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