TROJ_KUZZLE.A 2017年8月5日
解析者: Cris Nowell Pantanilla
マルウェアタイプ: トロイの木馬型 破壊活動の有無: なし 暗号化: はい 感染報告の有無: はい マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
%Program Files%\Notepad2CN\License.txt %Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.ini %Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.txt %Program Files%\Notepad2CN\Notepad2CN.exe %Program Files%\Notepad2CN\skins.db %Program Files%\Notepad2CN\uninst.exe %Program Files%\Notepad2CN\upsoar.ini %Start Menu%\Programs\ÔƼÇÊ ±¾ %Start Menu%\Programs\ÔƼÇÊ ±¾\жÔØ.lnk %Start Menu%\Programs\ÔƼÇÊ ±¾\ÔƼÇÊ ±¾.lnk %Desktop%\ÔƼÇÊ ±¾.lnk {malware path}\net.dat ← encrypted binary {malware path}\setup.dat ← installer for Notepad2CN {malware path}\upsoar.ini ← configuration file (註:%Program Files%フォルダは、プログラムファイルのフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、 "C:\Program Files"、64bitのOS上で32bitのアプリケーションを実行している場合、 "C:\Program Files (x86)" です。.. %Start Menu%フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Windows\Start Menu" または "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Start Menu"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu" です。.. %Desktop%フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Desktop"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\Desktop" です。.)
マルウェアは、以下のフォルダを作成します。
%Program Files%\Notepad2CN (註:%Program Files%フォルダは、プログラムファイルのフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、 "C:\Program Files"、64bitのOS上で32bitのアプリケーションを実行している場合、 "C:\Program Files (x86)" です。.)
その他
マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。
http://www.{BLOCKED}uazi.com/0/sts.html http://www.{BLOCKED}hyk.com/1.dll http://www.{BLOCKED}jhf.com/1.dll 手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは 、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効 にしてください。
手順 2
「TROJ_KUZZLE.A」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
[ 詳細 ]
[ 戻る ]
すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちら をご参照下さい。 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。 セーフモードについては、こちら をご参照下さい。 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。 マルウェアのプロセス終了:
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行し、検出したマルウェアのファイル名を確認し、メモ等をとってください。 タスクマネージャを起動します。 • Windows 2000、XP、Server 2003 、Vista、7 および Server 2008の場合 、CTRL+SHIFT+ESCを押し、[プロセス]タブをクリックします。 • Windows 8、8.1および Server 2012の場合 、 [詳細]タブをクリックします。 実行中のプログラムのリストから、上記で検出したマルウェアのファイルを選択します。 使用しているWindowsのバージョンに応じて、[タスクの終了]、または、[プロセスの終了]をクリックします。 同様の手順で、上記で確認したマルウェアのファイルをすべて終了してください。 マルウェアのプロセスが終了されているかを確認するには、タスクマネージャを閉じ、再度開いてください。 タスクマネージャを閉じてください。 手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
[ 詳細 ]
[ 戻る ]
フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
%Program Files%\Notepad2CN このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除:
Windows 2000、XP および Server 2003 の場合: [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。 [ファイル名のすべてまたは一部]に、以下のフォルダ名を入力してください。 %Program Files%\Notepad2CN [探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。 検索が終了したら、フォルダを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、フォルダが完全に削除されます。 残りのフォルダに対して、このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除の手順 2.)から 4.)を繰り返してください。 %Program Files%\Notepad2CN 註: ファイル名の入力欄のタイトルは、Windowsのバージョンによって異なります。(例:ファイルやフォルダ名の検索の場合やファイル名のすべてまたは一部での検索)
Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合: Windowsエクスプローラ画面を開きます。 Windows Vista、7 および Server 2008 の場合: Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合:画面の左隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。 [コンピューターの検索]に、以下を入力します。 %Program Files%\Notepad2CN 検索が終了したら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、フォルダが完全に削除されます。 残りのフォルダに対して、このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除の手順 2.)から 3.)を繰り返してください。 %Program Files%\Notepad2CN 註: Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイト をご確認ください。 手順 4
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
[ 戻る ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
%Program Files%\Notepad2CN\License.txt
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.ini
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.txt
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2CN.exe
%Program Files%\Notepad2CN\skins.db
%Program Files%\Notepad2CN\uninst.exe
%Program Files%\Notepad2CN\upsoar.ini
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾\жÔØ.lnk
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾\ÔƼÇʱ¾.lnk
%Desktop%\ÔƼÇʱ¾.lnk
{malware path}\net.dat
{malware path}\setup.dat
{malware path}\upsoar.ini
マルウェアのコンポーネントファイルの削除:
Windows 2000、XP および Server 2003 の場合: [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。 [ファイル名のすべてまたは一部]に以下のファイル名を入力してください。 %Program Files%\Notepad2CN\License.txt
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.ini
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.txt
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2CN.exe
%Program Files%\Notepad2CN\skins.db
%Program Files%\Notepad2CN\uninst.exe
%Program Files%\Notepad2CN\upsoar.ini
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾\жÔØ.lnk
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾\ÔƼÇʱ¾.lnk
%Desktop%\ÔƼÇʱ¾.lnk
{malware path}\net.dat
{malware path}\setup.dat
{malware path}\upsoar.ini
[探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。 検索が終了したら、ファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。註: ファイル名の入力欄のタイトルは、Windowsのバージョンによって異なります。(例:ファイルやフォルダ名の検索の場合やファイル名のすべてまたは一部での検索)
Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合: Windowsエクスプローラ画面を開きます。 Windows Vista、7 および Server 2008 の場合: Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合:画面の左下隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。 [コンピューターの検索]に、以下を入力します。 %Program Files%\Notepad2CN\License.txt
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.ini
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2.txt
%Program Files%\Notepad2CN\Notepad2CN.exe
%Program Files%\Notepad2CN\skins.db
%Program Files%\Notepad2CN\uninst.exe
%Program Files%\Notepad2CN\upsoar.ini
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾\жÔØ.lnk
%Start Menu%\Programs\ÔƼÇʱ¾\ÔƼÇʱ¾.lnk
%Desktop%\ÔƼÇʱ¾.lnk
{malware path}\net.dat
{malware path}\setup.dat
{malware path}\upsoar.ini
ファイルが表示されたら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。 註: Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイト をご確認ください。 手順 5
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_KUZZLE.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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