Trend Micro Security

TROJ_JAVA.BS

2012年10月8日
 解析者: Christopher Daniel So   

 別名:

JAVA/SecureSet.A (AntiVir), JAVA.SecureSet (Ikarus)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 776 bytes
タイプ Java Class
メモリ常駐 なし
発見日 2010年10月27日

侵入方法

マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

その他

マルウェアは、以下の感染活動を実行します。

  • マルウェアは、Javaクラスファイル "iqtoL__.class" (「TROJ_JAVA.BW」として検出)を読み込み、実行します。これにより、不正なJARファイルがファイルやシステムプロパティへのアクセスしたり、コマンドの実行することが可能になります。

  • マルウェアは、Javaクラスファイル "M8PFGFzL.class" を読み込み、実行します。このファイルは、「JAVA_DLOAD.AGT」として検出されます。

マルウェアは、不正なJavaアーカイブファイル(JAR)としてコンピュータに侵入します。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.572.15
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年10月28日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_JAVA.BS」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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