Trend Micro Security

TROJ_INJECT.BNK

2012年10月9日
 更新者 : Nice Yutuc

 別名:

TrojanDownloader:Win32/Karagany.I (Microsoft); Trojan.Win32.Inject.cpwi (Kaspersky); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Gen:Variant.TDss.33 (FSecure)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、プロセスに組み込まれ、システムのプロセスに常駐します。


  詳細

ファイルサイズ 13,824 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2012年1月23日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、プロセスに組み込まれ、システムのプロセスに常駐します。

その他

マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • http://{BLOCKED}works.osa.pl/showthread.php?t=862172


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.730.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年1月24日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.731.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年1月25日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「TROJ_INJECT.BNK」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは Process Explorer に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_INJECT.BNK」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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