Trend Micro Security

TROJ_FACKED.SM1

2012年10月8日
 解析者: Roland Marco Dela Paz   

 別名:

Mcafee : W32/Bamital.e; Microsoft : Trojan:Win32/Bamital.I

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 システムへの影響:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、ファイル作成する際、よくあるファイル名を用いて正規のアプリケーションを装います。

マルウェアは、作成されたファイルを実行します。

マルウェアは、実行後、自身を削除します。


  詳細

ファイルサイズ 75,776 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 なし
発見日 2010年12月24日

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %System%\kb.dll - detected as TROJ_SHUTDWNR.DZ

(註:%System%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\System"、Windows NT および 2000 の場合、"C:\WinNT\System32"、Windows XP および Server 2003 の場合、"C:\Windows\System32" です。)

マルウェアのDLLコンポーネントは、以下のプロセスに組み込まれます。

  • explorer.exe

マルウェアは、よく用いられるファイルアイコンを使用し、正規ファイルとして装います。

作成活動

マルウェアは、作成されたファイルを実行します。

その他

マルウェアは、実行後、自身を削除します。