Trend Micro Security

TROJ_EXPLOYT.KORPD

2018年2月7日
 解析者: John Kevin Sanchez   

 別名:

Troj/SwfExp-OI (Sophos), Exploit:SWF/Korpode.A (Microsoft), Exploit.SWF.Agent.rs (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、脆弱性を利用して「ゼロデイ攻撃」を仕掛けます。 ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。


  詳細

ファイルサイズ 121,344 bytes
タイプ DOC, DOCX
メモリ常駐 はい
発見日 2018年2月3日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • http://www.{BLOCKED}tax.info/main/local.php

マルウェアは、脆弱性を利用して「ゼロデイ攻撃」を仕掛けます。セキュリティ対策の面からもこの脆弱性に関する以下の説明をご参照ください。

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.944.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2018年2月3日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.945.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2018年2月4日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_EXPLOYT.KORPD」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


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