Trend Micro Security

TROJ_DLDR.BKD

2012年10月9日
 解析者: Erika Bianca Mendoza   
 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントです。

  詳細

ファイルサイズ 16,384 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2011年8月27日

侵入方法

マルウェアは、以下の方法でコンピュータに侵入します。

  • legitimate file modified by another malware to perform its malicious routines

インストール

マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントです。

その他

これは、トレンドマイクロの製品では「他のマルウェアが自身の不正な活動を行うために変更したDLLファイル」として検出されます。マルウェアは、感染コンピュータに他の不正なファイルをダウンロードするために利用されます。

マルウェアは、サービスとしてインストールされます。

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスします。

  • http://www.{BLOCKED}dio.com/query.php

マルウェアは、他のマルウェアによってコードが変更されることにより、コンピュータで不正な活動を行います。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 8.384.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年8月28日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「TROJ_DLDR.BKD」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_DLDR.BKD」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 5

「TROJ_DLDR.BKD」として検出されたファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。


ご利用はいかがでしたか？　アンケートにご協力ください