TROJ_BICOLOLO.ZPD
Trojan:BAT/Qhost.AF (Microsoft); Agent-FBH!1316165EB67B (McAfee); Trojan.Win32.Qhosts.bf (v) (Sunbelt); VBS/Agent (AVG)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %User Temp%\$inst
- %Program Files%\na ulissdfsdf
- %Program Files%\na ulissdfsdf\take me devo4ka
- %Program Files%\na ulissdfsdf\take me devo4ka\kandyvi
- %Program Files%\na ulissdfsdf\take me devo4ka\ebi_manya_kon
(註:%User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。. %Program Files%フォルダは、Windows 2000、Server 2003、XP (32ビット)、通常 Vista (32ビット) および 7 (32ビット) の場合、通常 "C:\Program Files"、Windows XP (64ビット)、Vista (64ビット) および 7 (64ビット) の場合、通常 "C:\Program Files (x86)" です。)
他のシステム変更
マルウェアは、以下のファイルを削除します。
- %User Temp%\$inst\0.tmp
- %User Temp%\$inst\1.tmp
- %User Temp%\$inst\3.tmp
- %User Temp%\$inst\4.tmp
- %User Temp%\$inst\5.tmp
- %User Temp%\$inst\6.tmp
- %User Temp%\$inst\7.tmp
- %User Temp%\$inst\8.tmp
- %User Temp%\$inst\9.tmp
- %User Temp%\$inst\10.tmp
- %User Temp%\$inst\11.tmp
- %User Temp%\$inst\12.tmp
- %User Temp%\$inst\13.tmp
- %User Temp%\$inst\14.tmp
- %User Temp%\$inst\15.tmp
- %User Temp%\$inst\16.tmp
- %User Temp%\$inst\17.tmp
- %User Temp%\$inst\20.tmp
- %User Temp%\$inst\50.tmp
- %User Temp%\$inst\21.tmp
- %User Temp%\$inst\51.tmp
(註:%User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)
作成活動
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- %User Temp%\$inst\2.tmp
- %User Temp%\$inst\temp_0.tmp
(註:%User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- %User Temp%\$inst\2.tmp
- %User Temp%\$inst\temp_0.tmp
手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
- %User Temp%\$inst
- %Program Files%\na ulissdfsdf
- %Program Files%\na ulissdfsdf\take me devo4ka
- %Program Files%\na ulissdfsdf\take me devo4ka\kandyvi
- %Program Files%\na ulissdfsdf\take me devo4ka\ebi_manya_kon
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_BICOLOLO.ZPD」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。
- %User Temp%\$inst\0.tmp
- %User Temp%\$inst\1.tmp
- %User Temp%\$inst\3.tmp
- %User Temp%\$inst\4.tmp
- %User Temp%\$inst\5.tmp
- %User Temp%\$inst\6.tmp
- %User Temp%\$inst\7.tmp
- %User Temp%\$inst\8.tmp
- %User Temp%\$inst\9.tmp
- %User Temp%\$inst\10.tmp
- %User Temp%\$inst\11.tmp
- %User Temp%\$inst\12.tmp
- %User Temp%\$inst\13.tmp
- %User Temp%\$inst\14.tmp
- %User Temp%\$inst\15.tmp
- %User Temp%\$inst\16.tmp
- %User Temp%\$inst\17.tmp
- %User Temp%\$inst\20.tmp
- %User Temp%\$inst\50.tmp
- %User Temp%\$inst\21.tmp
- %User Temp%\$inst\51.tmp
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