TROJ_AGENT.SMP3
Exploit:Win32/ShellCode.gen!B (Microsoft); Generic BackDoor!dnv (McAfee); Backdoor.Win32.Agent.boot (Kaspersky); Trojan.Win32.Wapomi.AO (v) (not malicious) (Sunbelt); Gen:Variant.Kazy.27177 (FSecure)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のフォルダを作成します。
- %Windows%\SoftwareDistribution
- %Windows%\SoftwareDistribution\DataStore\Logs\
- %Windows%\SoftwareDistribution\DataStore
(註:%Windows%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、"C:\Windows" です。)
他のシステム変更
マルウェアは、以下のファイルを削除します。
- %Windows%\SoftwareDistribution\DataStore\Logs\edbtmp.log
(註:%Windows%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、"C:\Windows" です。)
作成活動
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- %System Root%\Documents and Settings\Infotmp.txt
- %Temp%\r4a07042e.txt
(註:%System Root%フォルダは、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。. %Temp%フォルダは、標準設定では "C:\Windows\Temp" です。)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のフォルダを検索し削除します。
- %Windows%\SoftwareDistribution
- %Windows%\SoftwareDistribution\DataStore\Logs\
- %Windows%\SoftwareDistribution\DataStore
手順 3
以下のファイルを検索し削除します。
- %System Root%\Documents and Settings\Infotmp.txt
- %Temp%\r4a07042e.txt
手順 4
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_AGENT.SMP3」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。 %Windows%\SoftwareDistribution\DataStore\Logs\edbtmp.log
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