Trend Micro Security

SWF_REDIR.BFX

2016年6月2日
 解析者: Janus Agcaoili   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。


  詳細

ファイルサイズ 15,540 bytes
タイプ SWF
メモリ常駐 なし
発見日 2016年5月18日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、以下の方法でコンピュータに侵入します。

  • Component of an angler exploit kit

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

マルウェアは、エクスプロイトキット「Angler Exploit Kit」のコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ユーザをエクスプロイキットをホストするWebサイトに誘導します。誘導先は、改ざんされたWebサイトに埋め込まれた内容によります。誘導先のWebサイトに接続することにより、「PE_RAMNI」の亜種がダウンロードされる可能性があります。

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 12.532.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2016年5月17日
VSAPI OPR パターンバージョン 12.533.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2016年5月18日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「SWF_REDIR.BFX」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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