Trend Micro Security

SWF_EXPLOYT.YYLT

2016年2月17日
 解析者: Janus Agcaoili   

 別名:

Troj/SWFRed-L (Sophos), Exploit.SWF.Agent.on (Kaspersky), SWF/Exploit.Agent.HQ (ESET-NOD32)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。


  詳細

ファイルサイズ 3,365 bytes
タイプ SWF
メモリ常駐 なし
発見日 2016年2月4日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

その他

マルウェアは、以下の動作を実行します。

  • 隠しiFrameを現在のWebページに作成し、以下の不正なURLへ誘導します。
    • http://{BLOCKED}dget.com/in/u=aGFyYm91cmZyb250Y2VudHJlfGlufDIwOXwxfDF8fG5vfDB8bm9uZXxvblN0YXJ0fG5vfG5vve=090415
  • 以下の脆弱性について確認します。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 12.316.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2016年2月4日
VSAPI OPR パターンバージョン 12.317.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2016年2月5日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「SWF_EXPLOYT.YYLT」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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