OSX_FLASHBCK.DL
2012年2月27日
プラットフォーム:
Mac OS X
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: はい
- 感染報告の有無: はい
概要
感染経路 他のマルウェアからの作成
トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。
マルウェアは、Mac OS X搭載のコンピュータに感染するトロイの木馬型マルウェア「Flashback」です。Javaに存在する2つの脆弱性が利用されると、マルウェアは、コンピュータにインストールされます。
マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。 ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
マルウェアは、実行後、自身を削除します。
詳細
ファイルサイズ 不定
タイプ Mach-O
発見日 2012年2月24日
ペイロード ファイルのダウンロード
侵入方法
マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
- JAVA_DROPPR.IC
ダウンロード活動
マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}6.139.211/jcounter/
マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。
- /tmp/.tdem
マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。
ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
その他
マルウェアは、実行後、自身を削除します。
マルウェアは、以下のいずれかのフォルダおよびファイルが存在する場合、上記のダウンロード活動を行うことができません。
- /Library/Little Snitch
- /Developer/Applications/Xcode.app/Contents/MacOS/Xcode
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.800.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年2月26日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.801.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年2月26日
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「OSX_FLASHBCK.DL」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
註:以下のファイルを検索し削除します。
- [Finder]にある[アプリケーション]-[ユーティリティ]-[ターミナル]をダブルクリックし、「ターミナル」ウインドウを開きます。
- 「ターミナル」ウインドウに以下のコマンドを入力してください。
rm /tmp/.tdem - Command キーとQキーを同時に押し、「ターミナル」を閉じます。
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