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OSX_CRYPPATCHER.A
2017年3月2日
別名:
HEUR:Trojan-Ransom.OSX.Crypat.a(Kaspersky)
プラットフォーム:
Mac OS
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
![](/vinfo/imgFiles/JPlegend.jpg)
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- /Documents/README!.txt - ransom note
- /Downloads/README!.txt - ransom note
- /Movies/README!.txt - ransom note
- /Pictures/README!.txt - ransom note
- /Music/README!.txt - ransom note
- /Public/README!.txt - ransom note
- /Desktop/README.txt - ransom note
- /Desktop/HOW_TO_DECRYPT.txt - ransom note
- /Desktop/DECRYPT.txt - ransom note
その他
マルウェアは、以下のファイル名を使用し、暗号化されたファイルを改称します。
- {original filename and extension}.crypt
対応方法
対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.242.00
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年2月24日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.243.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年2月25日
手順 1
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 - /Documents/README!.txt /Downloads/README!.txt
- /Movies/README!.txt
- /Pictures/README!.txt
- /Music/README!.txt
- /Public/README!.txt
- /Desktop/README.txt
- /Desktop/HOW_TO_DECRYPT.txt
- /Desktop/DECRYPT.txt
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「OSX_CRYPPATCHER.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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