Trend Micro Security

JS_WEBSHELL.A

2013年10月7日
 解析者: Jimelle Monteser   

 別名:

BackDoor-JShell.b (NAI), JSP/WebShell.A (Authentium), JSP/WebShell.A (exact) (FPROT), Backdoor.Java.JSP (Ikarus)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。


  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ JS
発見日 2013年10月4日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

マルウェアは、JShellスクリプトコードを利用します。このJShellスクリプトコードは、感染コンピュータにコマンドを送信するために使われます。

マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスすることで、自身の不正活動を実行します。マルウェアがアクセスするWebサイトは、このマルウェアのコンポーネントから取得する以下のパラメータにより決まります。

  • action
  • btnNewDir
  • btnNewFile
  • cfAction
  • cmd
  • curPath
  • dbAction
  • dbname
  • dbPassword
  • dbPort
  • dbServer
  • dbType
  • dbUsername
  • dir
  • dstPath
  • encode
  • file
  • file2
  • fileContent
  • fileName
  • filesDelete
  • folderName
  • password
  • path
  • sessionTime
  • sql
  • tabID
  • textFileTypes


  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 10.318.07
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年10月5日
VSAPI OPR パターンバージョン 10.319.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年10月5日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_WEBSHELL.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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