JS_NEMUCOD.ELDSAUDJ 2017年3月28日
解析者: Byron Jon Gelera
マルウェアタイプ: トロイの木馬型 破壊活動の有無: なし 暗号化: 感染報告の有無: はい マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
侵入方法
その他は、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
ダウンロード活動
その他は、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。
%User Temp%\{Random filename}.exe (註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.)
その他
その他は、以下の不正なWebサイトにアクセスします。
http://{BLOCKED}ledc.top/1/ ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは 、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効 にしてください。
手順 2
このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。
手順 3
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
[ 戻る ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
%User Temp%\{Random filename}.exe マルウェアのコンポーネントファイルの削除 :
Windows 2000、XP および Server 2003 の場合: [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。 [ファイル名のすべてまたは一部]に以下のファイル名を入力してください。 %User Temp%\{Random filename}.exe [探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。 検索が終了したら、ファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。 残りのファイルに対して、マルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順 2.)から4 .)を繰り返してください。
Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合: Windowsエクスプローラ画面を開きます。 Windows Vista、7 および Server 2008 の場合: Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合: 画面の左下隅を右クリックし、[エクスプローラー]を選択します。 [コンピューターの検索]に、以下を入力します。 %User Temp%\{Random filename}.exe ファイルが表示されたら、そのファイルを選択し、SHIFT+DELETE を押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。 残りのファイルに対して、マルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順 2.)から4 .)を繰り返してください。 註: Windows 7 において上記の手順が正しく行われない場合、マイクロソフトのWebサイト をご確認ください。 手順 4
が追加したスケジュールタスクを削除します。
[ 詳細 ]
[ 戻る ]
追加されたスケジュールタスクの削除:
Windows 2000、XP および Server 2003 の場合:
スケジュールタスクを開きます。 [スタート]-[プログラム]-[アクセサリー]-[システムツール]-[タスク スケジューラ]をクリックします。 JOBファイルにマルウェアのパスおよびファイルが含まれているかを確認します。 上記欄に該当する名前が含まれていた場合、SHIFT+DELETE を押し、問題のJOBファイルを削除します。 残りのJOBファイルに対して、上述の手順を繰り返します。 Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合:
タスクスケジューラを開きます。 Windows Vista、7 および Server 2008 の場合: [スタート]をクリック。[検索]入力欄に"taskschd.msc"と入力し、Enterを押します。 Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合: 画面の左下隅を右クリックし、[実行]を選択します。"taskschd.msc"と入力し、Enterを押します。 タスクスケジューラ画面の左側のパネルで、[タスク スケジューラ ライブラリ]を選択します。 真ん中上部のパネルで、[タスク]をクリック。 真ん中下部のパネルの、[操作]タブをクリック。 タスクにマルウェアのパスおよびファイル名が表示されているかを確認。確認された場合、[操作]タブ内の[詳細]欄の値を確認します。 値が確認される場合、タスクを選択。DELETEを押し、[はい]をクリックしてタスクを削除します。 残りのJOBファイルに対して、上述の手順を繰り返します。
手順 5
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_NEMUCOD.ELDSAUDJ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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