Trend Micro Security

JS_BLACOLE.RDCJ

2012年11月13日
 解析者: Rhena Inocencio   

 別名:

Trojan:JS/BlacoleRef.BS (Microsoft), Trojan-Downloader.JS.Iframe.dad, Trojan-Downloader.JS.Iframe.dad, Trojan-Downloader.JS.JScript.bp (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

これは、トレンドマイクロの製品では、不正な iframe タグを含むファイルの検出名です。 ユーザが感染したWebサイトを閲覧すると、このマルウェアは、非表示で iframe を起動し不正URLにリダイレクトします。 マルウェアは、特定のWebサイトに誘導します。


  詳細

ファイルサイズ 7,323 bytes
タイプ HTML, HTM
発見日 2012年8月7日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、不正な iframe タグを含むファイルの検出名です。

ユーザが感染したWebサイトを閲覧すると、このマルウェアは、非表示で iframe を起動し不正URLにリダイレクトします。

マルウェアは、以下のWebサイトに誘導します。

  • http://{pseudorandom string}.ru/runforestrun?sid=botnet


  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.310.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年8月7日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.311.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年8月9日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_BLACOLE.RDCJ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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