Trend Micro Security

JS_BLACOLE.JKYK

2012年10月9日
 解析者: Rhena Inocencio   

 別名:

Trojan:JS/BlacoleRef.W (Microsoft), Trojan-Downloader.JS.Expack.vu (Kaspersky), JS/Exploit-Blacole.eu (McAfee), JS/Agent.NGJ trojan (ESET), Trojan.JS.Generic (v) (Sunbelt), JS/Expack.VTA!tr (Fortinet), Mal/Iframe-AF (Sophos)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

マルウェアは、ダウンロードする機能を備えていません。

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

これは、トレンドマイクロの製品では、不正な iframe タグを含むファイルの検出名です。 ユーザが感染したWebサイトを閲覧すると、このマルウェアは、非表示で iframe を起動し不正URLにリダイレクトします。 マルウェアは、特定のWebサイトに誘導します。 ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。


  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ HTML, HTM
発見日 2012年8月10日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

作成活動

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

ダウンロード活動

マルウェアは、ダウンロードする機能を備えていません。

情報漏えい

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、不正な iframe タグを含むファイルの検出名です。

ユーザが感染したWebサイトを閲覧すると、このマルウェアは、非表示で iframe を起動し不正URLにリダイレクトします。

マルウェアは、以下のWebサイトに誘導します。

  • http://{pseudorandom string}.ru/runforestrun?sid=botnet2

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

マルウェアは、疑似乱数の文字列を作成し、自身がアクセスするURLのドメイン名に利用します。

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.312.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年8月10日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.313.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年8月10日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_BLACOLE.JKYK」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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