Trend Micro Security

JAVA_WEBSTART.A

2010年4月16日
 解析者: JocelynR   

 プラットフォーム:

Windows 98, ME, NT, 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ソフトウェア内の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェア等は、感染したコンピュータにファイルをダウンロードすることが可能となります。 ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。


  詳細

ファイルサイズ 3.510 bytes
タイプ Java Class
メモリ常駐 はい
発見日 2010年4月15日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のソフトウェア内の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェア等は、感染したコンピュータにファイルをダウンロードすることが可能となります。

    ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

    その他

    このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。

    • Checks if it is running in a Microsoft Windows Operating Sytem
    • Attempts to download a file
    • Connects to http://www.{BLOCKED}ancomcareers.com/vasek where JAVA_WEBSTART.A is hosted


      対応方法

    対応検索エンジン: 8.900
    初回 VSAPI パターンバージョン 7.105.00
    初回 VSAPI パターンリリース日 2010年4月17日
    VSAPI OPR パターンバージョン 7.105.00
    VSAPI OPR パターンリリース日 2010年4月17日

    手順 1

    Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

    手順 2

    起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

    手順 3

    この「JAVA_WEBSTART.A」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

      JS_WEBSTART.A

    手順 4

    最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_WEBSTART.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

    手順 5

    以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。  


    ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください

    関連マルウェア