Trend Micro Security

JAVA_RIBIC.A

2014年7月30日
 解析者: Rhena Inocencio   

 別名:

Java/Exploit (AVG)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。


  詳細

ファイルサイズ 10,959 bytes
タイプ JAR
発見日 2014年7月9日
ペイロード ファイルのダウンロード

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %User Temp%\1tomand.exe
  • %User Temp%\2tomand.dll

(註:%User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードします。マルウェアがアクセスするWebサイトは、このマルウェアのコンポーネントから取得する以下のパラメータにより決まります。

  • ldcrlio
  • tt
  • t


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 10.912.07
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年7月9日
VSAPI OPR パターンバージョン 10.913.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2014年7月9日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_RIBIC.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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