Trend Micro Security

JAVA_EXPLOYT.FB

2014年5月28日
 解析者: Jimelle Monteser   
 更新者 : Mark Joseph Manahan

 別名:

Exploit.Java.CVE-2012-1723.dt (Kaspersky), Exploit.Java.CVE-2012-1723 (Ikarus), EXP/CVE-2012-1723.B.Gen (Antivir)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。


  詳細

ファイルサイズ 12,483 bytes
タイプ JAR
発見日 2013年6月17日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %User Temp%\anajbio.exe

(註:%User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードします。マルウェアがアクセスするWebサイトは、このマルウェアのコンポーネントから取得する以下のパラメータにより決まります。

  • hppowndnkgnk


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 9.966.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年6月7日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.967.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年6月8日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %User Temp%\anajbio.exe

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPLOYT.FB」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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