Trend Micro Security

JAVA_EXPL.TL

2012年10月8日
 解析者: JessaD   

 別名:

Exploit:Java/CVE-2009-3867.BY (Microsoft); Exploit.Java.CVE-2009-3867.i (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、ソフトウェア内の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェア等は、感染したコンピュータにファイルをダウンロードすることが可能となります。


  詳細

ファイルサイズ 2,987 bytes
タイプ Java Class
メモリ常駐 なし
発見日 2010年8月4日
ペイロード ファイルのダウンロード

侵入方法

マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のソフトウェア内の脆弱性を利用します。これにより、不正リモートユーザまたはマルウェア等は、感染したコンピュータにファイルをダウンロードすることが可能となります。

  • Vulnerability in the HsbParser.getSoundBank function in Sun Java SE in JDK and JRE 5.0

その他

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.362.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年8月4日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPL.TL」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。  http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/6u17-141447.html


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